千葉にサルサ・ダンス&キューバ音楽を伝道した
SHIGE君とパートナーのMIKIちゃんに
フレンチをおよばれしてしまいました。
私達が知り合った当時は
「六本木SUDADAの帝王」だったSHIGE君(本人いわく
1週間に6日、とかもあったそうな)も
現在は、千葉をはじめ、地方に次々とサルサをもたらし
活動の形も変化しています。
連れて行ってもらった、稲毛海岸に程近いレストランは
植物園に隣接するグッド・ロケーション。
都内のレストランでは味わえない開放感の中でいただく
鴨はとてもおいしかったです。
★ ★ ★
私も彼も、それなりにサルサ業界(この言い方正しいのか?)
やキューバ音楽の動向を長年見てきたのですが
今、お互いに盛り上がっていることはトラックのREMIX製作です。
私はDJなので、クラブ・イベント仕様、つまり
クラーベで踊ることを前提に作るのですが
彼は、MIKIちゃんがパフォーマンス・チームを作っていることもあり
一般的なダンス・ビートを加えて
パフォーマンス使用のREMIXをいっぱい作っています。
実際の作業は非常に細かく、私の苦労とはまた別の部分に
心を砕いていたりするようですが、こういう話が通じる相手も
少ないので、本当に面白かった。
火花の散るようなイントロで、耳を傾けさせるという
考え方と、全体に派手めな志向は私と同様ですが
SHIGE君のカラーがはっきりと感じられるのもいい。
彼の後にKAZURU REMIXを聴くとその違いは明らかでした。
SHIGE REMIXは、素材を真昼の太陽に当てた感じとすると
KAZURU REMIXは、素材を建物の中に入れて、人工的な照明を
当てた感じかな。
彼の性格の明るさをそのまま反映したようなところもありますね
(いや、私が暗い人間だってことではないのよ。。。)。
REMIXとは、ある種
素材を作り上げた本人の作業を
否定することになるのでは? と思う方もいるかもしれませんが、
お気遣いの必要はございません。
キューバのトップ・ミュージシャンは世界のトップ・アーティストが
そうであるように、再構築された音楽の面白さに気づいています。
もちろん、ダメなREMIXは音楽を台無しにしてしまいますけど。
SHIGE君のREMIXは、近々ある形でお披露目される予定です。
ああ、もう今から楽しみ。
その「お披露目」についても、ここで報告したいと考えています。
(DJ KAZURU)
予告どおり自作のワンピースで渋谷AXに
行ってまいりました。
先日大阪で共にマノリートのLIVEを楽しんだK氏や、
アヤノ・オオクボ@Orq.デ・ラ・カンダ、キューバでレコーディング
してきたばかりのアヤコ・フタダらとも再会。
● ● ●
今年のチャランガ・アバネーラ&ハイラのLIVEは
キューバのコンテンポラリー音楽を、ひたすら演奏して
その渦に観客を巻き込んでいく、というようなものではなかったですね。
数年前のチャランガとは明らかに違うコンセプト。
いかにバラエティ豊かな構成にするかってことに
気が配られたようです。
個々の技術、相変わらず高い。
ハイラの歌、もちろん素晴らしい。
メンバーの刺激的なダンスにも圧倒される。
けれど、この内容ならば去年のほうが充実していたように感じました。
なぜ、わざわざ自分達の一番コアな部分を出さずに
よその国の人でも出来るようなサウンドを
取り入れるのかなーと。今年は思ったわけです。
キューバ音楽になじみが薄い人は
これでよかったと思うんですけどね。
現実に「あのバラードの収録されているCDはどれ?」と指名買いする
お客さんも多いんだよ、とレコード会社の方はおっしゃってました。
しかし、あのハイラをつかまえてバラードが一番いい! なんて
思ってもらっちゃ困りませんか?
(DJ KAZURU)
自宅のMDが壊れた! ので修理に来てもらう。
結局、壊れたと思い込んだ
MD自体はたいしたトラブルでなく、復旧したのですが、
ついでにシステム全てをチェックしてもらうことに。
いやー、自分ではメンテって出来てないものですね
サンプラーやら、エフェクターやらDJ周辺機器をつなげるだけ
つないでいるので、思わぬところのコードが切れかかっていたりして。
あぶないところでしたが
これで、万全。
気をよくして、またREMIXを一曲仕上げました。
◆ ◆ ◆
オリンピックの110Mハードルに出ている
ガルシアって格好よくないか? 私は好きです。
ちなみにキューバの選手です。
1次予選しか見ていないのですが、
(ダイジェストでもう一度確認しようと思ったら
日本人選手の組ばっかり放送して
ガルシアの部分カットされてた)
なかなかステキ。
キューバというだけで、少し親近感もってしまうね。
◆ ◆ ◆
さて、今年は長崎ハウステンボスで
ハイラ&チャランガ・アバネーラのLIVEを
見ることが出来なかったので、
東京で見ます。
来る8月28日、渋谷に行きますので
会場で私を見かけたら、ぜひ声かけてくださいませ
神戸の高架下でゲットした布で
ワンピース作ったので、それ着て行こうかな。
LIVEの感想はまた、このコラムで書きます。
(DJ KAZURU)
先日神戸のDJ、コーゾー君が
バリハイ(強烈なlatinos向けのラテン・イベント
毎月やっている店@大阪)6周年を
記念して、作ったCDをもらったのですが、
このままコンピレーションとして売り出せそうな内容でした。
関西にはこうした選曲を出来る人がいない。
簡単に言えば幅が広いということだけれど、
メレンゲ、バチャータ(Monchy & Alexandra が
選曲されていたけど、これって最近流行っているの?
ティンクーバの常連Mも私に推薦してきた)
、ラテン・ポップも含めて
まず日本人が漠然と
「あー、これがラテンのダンスミュージックってやつか」
と、思えるもの。
それでいて、散漫な内容というわけではなく
しっかり、ラティーノの支持も得られる濃い目の
選曲になっている。
私がネタとして使いたい曲は1曲もなかったけれど
客観的に、いいなと思えるものでした。
◆ ◆ ◆
そのコーゾー君が、
「今までのサルサのレールの延長線上で、
何か新しいことを求めても何も変わらないだろうから
●で●みたいなことを●したい~(このあたりオフレコ)」
と言い出したので、
「●みたいなところでやるなら、私は
ラテン・ラウンジでDJしたいなー」と発言したところ
「それは、難解すぎてダメですね」
と一蹴されてしまいました。。。
しかし、私の難解な部分というのは
ラウンジだけでなく、ダンス・トラックでも大いに
見られるわけですからね。
今更、指摘されてもへこみませんわよ。おほほ。
(DJ KAZURU)
■
専門は「LATIN」のDJ KAZURUでございます |
「サルサDJとして~してください。」
と、言われると本当に困ってしまう。
だいたい、サルサDJってなんなんでしょう。
ハウスDJとか、テクノDJみたいなことですか?
なんかピンとこない。
そもそも「DJ」をやっています、ジャンルは「ハウス」です。
この感覚が当てはまらない感じがするの。
それは日本だけのことかも知れませんが、だとしても
「サルサDJ」というように呼ばれるのは大嫌い、
便宜上、「サルサDJ」の枠に収められちゃうことも
ありますが、それでも抵抗あるかな。。。
★ ★ ★
私は、ラテン全般をカバーするDJのつもりで
日々過ごしていますが、それは真実なんですよ。
確かに、クラーベの入っている音楽を使いますが
厳密な「サルサ」の枠に入る音楽なんて何%も使ってないんです。
現在のイベント「ティン・クーバ」では「サルサのステップで踊れる」曲を
使用していますが、あれを「サルサ」といったら「サルサ」が裸足で
逃げ出すような曲ばかりです。
「ティン・クーバはキューバ音楽で踊るイベントだろ」と思われていて
それも半分正解ですが、フランス、ベネズエラ、イギリス。。。
色々な国から発信されているというのが私のソースの現実なのですよ。
だからといってキューバ音楽への畏敬の念が薄いわけではありません。
私の中でキューバ音楽へ憧れの気持ちを持つことと
それを多用することは別のものだというだけです。
(DJ KAZURU)
関西在住で
キューバのダンスを踊れる人は滅多にいないのですが
1組だけめちゃくちゃダンスの上手いカップルを知っています。
どのくらい上手いかというと、東京でも珍しいくらい上手い。
東京の友人と彼らを引き合わせる機会もあったのですが
みんなそのレベルの高さと、キューバな雰囲気には驚くようです。
というわけで、そのカップル「ちかえちゃん&E氏」を自宅にお招きしました。
ちかえちゃん(ダンスもさることながら、容姿も端麗)は、
キューバに住んでいたこともあるので
色々と話をきいていくと、本当に面白い。
自分でもバンドをやっているだけあって、音楽的なことを
突っ込んで考えているしね。
★ ★ ★
一方のE氏は、彼の踊りを見たキューバ人から
「君は何年キューバに住んでいたんだ?」と
質問されるほどの方で、突然変異のようにダンスがキューバっぽい。
もう日本人のそれではない感じです。
とはいえ、彼は「キューバ」というものに何のこだわりもない人。
私のREMIXトラックを集めて編集したプロモ用non-stop MDに理解を
示していただけたことからも、それは分かりました。
私もE氏もキューバでの流行や、現地的、という観点から
音楽を聴くことはないし、だから
広範囲から音源を選択していくことになるわけです。
プリンス最高だよね! なんて話題で盛り上がっちゃったし。
対照的に、「生活」していた経験から
キューバの空気を思い起こすように音楽を語るちかえちゃんや
現地LIVEの強烈な感覚が忘れられないTCC福田は
好きな音楽は当然、キューバ音楽で
ソンでもルンバでもチャランガでも、とにかくキューバのものを、という嗜好。
二人が、ヒマさえあれば、キューバに飛んでいってしまいたい
タイプの人なので、
じゃあみんなでキューバ行く? なんて話になったのですが
E氏の「別に興味はない」という、あくまでも淡々とした態度に
このプランは、見事になしくずしになったのです。
(DJ KAZURU)
先日マノリートの大阪LIVEの際に、市川奈美さんに会ったのだけど
髪がいさぎよいショートになっていて、最初
「すごい美人が近づいてきたけど誰かしら」なんて
思うくらい、わかんなかった。
ゴージャスな巻き髪がトレード・マークですから。しかし
真の美人というのはショート・カットにした時分かるよね。
それほど、長い髪は七難隠すものなのですが
奈美さんはやはり、ただものではない美女です。
● ● ●
奈美さんといえば、東京のサルサ黎明期から
ダンサーとして活躍している人ですが(こう書くと、そんな昔から
活動しているなんて、どんなおばさんかと
思う人がいたら困ります。才能豊かで「おばさん」とは程遠い人です)、
キャリアとは別に、尊敬しちゃう点がいくつもある人。
中でも、人前で踊る時のプロ根性はすごい。
徹底した「てらいの無さ」で、観客を楽しませてくれます。
って当たり前のことなんですけど、
彼女は自分の生徒達にもそれを叩き込んでいる。
日本のサルサのパフォーマンスで
そういうものになかなか出会えません。
人前で踊るとしても、例えば
キューバのルエダみたいに、楽しみが内側に向かっていくような
種類のものだと、奈美さんのようにある必要はないのですがね。。。
普段、ダンスの先生とその生徒の「パフォーマンス」
(この言い方も微妙だなあ。。)
に接する機会は殆どもたないので、気にも留めてませんでしたが
今年のマノリート・ツアーの2会場ではコンサートの一環として、いくつも
組み込まれていたので、どうしてもその点が気になりました。
「私、普段はむしろおとなしい女性なんですけど
なんかの間違いで肌もあらわな状態で人前で踊ってます」って声が
聞こえてきそうな人の踊りは、見てるほうが気恥ずかしい。
別にプロじゃないんだし、人生の楽しみとしてやっているんだからいいじゃない!
という意見もあるでしょうが、
踊っている本人が楽しければいい、頑張ったんだからいい。
そういうものを見せられる、私の立場は?
● ● ●
奈美さんの抱えるチームがいくつあるか知りませんが、
そのひとつに所属していた私の友人は、彼女にスカウトされたそうです。
そして、体型の維持についても厳しい指導があったとか。
ルックスも含めて人前で踊るための素養の有無を
見極めることから奈美さんのパフォーマンスはスタートしているのかも
知れません。
彼女のチームに所属していること自体が、メンバーの自信になるので
個々も努力を惜しまないようです。
努力家を自負する私の友人ですら、ほかのメンバーの練習の緻密さに
驚きを示したほどですから。
それが美しく、安定感のあるパフォーマンスにつながるのでしょう。
(DJ KAZURU)
ティンクーバのメーリング・リストに登録した人だけが
閲覧できる、ココドリロのML過去ログ。
ようやく、ほぼ、目を通せました。
1997年頃~のMLでの会話。
キューバ音楽の情報が極端に少なかった時代ゆえ
青い、と感じる部分もあるわけですが
みんなものすごく情熱的。
★ ★ ★
ここでは
音楽についても、ダンスについても
また、キューバの文化全般に対して、全員が
真摯な態度。
ものごとを斜に見ることがなく、だからこそ濃い内容の
対話になっている。
リズム解析などというものを、ネット上で!
考えられませんでしたが、このようなクラーベ論で当時のML会員が
盛り上がっていたとは恐れ入ります。
あと、「サルサ・ドゥーラとサンテリアの音楽的関係」に関する考察は
ティンクーバの影の仕掛け人youichirou saitouの理論ですが
これも面白かった(サルサ・ドゥーラっつう言葉、懐かしい!)。
★ ★ ★
それに比べて、現在の情報は
やけに軽々しいものになっちゃってるんですね。
サルサ・ダンスの手段でしかないものとして
キューバ音楽を感じている人も驚くほど増えました。
対して、
ココドリロ内では「キューバ音楽を深く理解するために
踊れることも必要なのだ」という意見が大多数だったようです。
私がキューバ音楽に関連した仕事をしているだけに
周囲にもキューバ旅行経験多数の方がわんさか
いるのですが、1998年当時、またそれ以前から
手探りでキューバ音楽の
秘密を解き明かそうとしてきた人たちは、
只者じゃない情熱家が多いみたい。
スーパーMLであった、ココドリロが終了したのには
様々な理由があると思いますが、時代が移ったことにより
情報があふれだし、「真摯な対話」が生まれにくくなったこともあるでしょう。
今、読み返すことでストレートな音楽への気持ちを
私は少しだけ持ち直すことが出来ました。
※当サイトLATIN LIFEにも登場しているChico氏の
ご好意により、ココドリロMLの過去ログは現在も開放されています。
パスワードを知るためには「TIM★CUBA MLへの登録」が必要です。
お問い合わせは方法はnfomation欄で見ることが出来ます。
(DJ KAZURU)
人気占い師の細木数子がTVで
23万円のモンラッシェをあけてた。
しかも、クリュッグのあとに。
某フレンチレストランでの光景ですが、このあとどんな
赤をオーダーしたのでしょうか、気が気でない。
(オリンピックでの
愛ちゃんの卓球が気になって、チャンネルを変えてしまったので
見てた人いたら教えてほしいものです。)
ロマネだったら興味ないけれど(逆にセンスを疑う)、
オー・ブリオンのとんでもないヴィンテージとかだったら!!
まあ、きっとムートンあたりと予想しますが。
あ、マルゴーかも知れないな、なんせ23万のモンラッシェ
飲む人ですからね。
● ● ●
今年の夏。
最もいい状況で花火を鑑賞できたのは
神戸の花火大会。
まず、ハーバーランドにある、オリエンタル・ホテルで
ハワイアンを聴きながら、お食事をいただく。
時間になるとホテルのテラスに出て、花火!
これは、良かった。
某企業の関係で参加できた花火鑑賞会ですが
人ごみにもまれずに済むのが何より。
しかし、気になったのが、いくら花火大会とはいえ
浴衣で、ずかずかとホテル内をうろつく女子が
目立ったこと。
浴衣とはそもそも寝巻きですので、あれはまずい。
しかも着崩れている人多数。
結局浴衣っていうのは
ご近所を散歩するくらいでしか、着るチャンスのないものなんですね。
最近は半襟つけて、足袋はいて、プチ外出着に
アレンジするという技もあるようですが。
(DJ KAZURU)
(前回、前々回のコラムを先に読んでね)
コンサート終了後は、地元サルサ教室のパフォーマンスとやらを
はさみつつ、会場でDJタイム。
こういう時間って、もてあましてしまうのよね・・・ということで
TCC福田が京都ゴー(仮名)の女子らと踊りに興じている間
私とK氏@東京は楽屋にGO。
名古屋に続き、大阪でも前座を勤めたサブロスのメンバーや
マノリートご一行様としばし記念撮影など。
K氏は、楽屋訪問&地元女子とのダンスも堪能し満足の様子、
東京から来て良かったねえ。
◆ ◆ ◆
大阪のライブは特に場を移してのパーティーも無いようだったので
この日は
TCC福田、K氏、私の東京チームにDJコーゾー君(関西ラテン界で
唯一の日本人DJ)も加わって、「バラデロ」で深夜ごはんとなだれ込みました。
「バラデロ」とはその名のとおり、キューバをイメージした
ダイニング・バーです。我が家からも、徒歩10分という好立地。
初めてこの店を訪れたK氏は「ステキな店だね~」を連発してました。
私もバラデロの内装は大好き。
DJコーゾー君は、知的な面とラテン的「心」を備えた人だし
一方のK氏は、東京のキューバン・シーンを10年見てきた人。
こういうメンツで喋っていると、時の経つのは実に早い!
例によってオフレコ話ばかりですが。。。
関西サルサ・コミュニティの現状から、ラテン・ダンスの本質とはいかに??
に至るまで、議論しつつ、気づけば朝の4時を迎えてしまいました。
キューバのオルケスタを見るのも楽しいけれど
同じフィールドで活動する、こうした人たちとの対話も、また
充実するものです。
今PもK氏もまた遊びに来てください!
(DJ KAZURU)
(まずは、前回のコラムを読んでくださいね)
大阪でのLIVEは、近所のホールで行われたので、移動がラク。
名古屋は新幹線で1時間とはいっても、やはり移動にかかる
体力はそれなりに必要でしたから。
京都からはこのサイトでもすっかりお馴染みの
ゴー(仮名)の常連組やマスター、お友達のちかえちゃん、
東京からはティンクーバ常連の「今P」ことチキティーコ今岡さんと
K氏が駆けつけました。
大阪にはキューバ音楽のファンなぞ、殆ど存在しないので
一緒に盛り上がれる、「今P」らがいるのは本当に嬉しい。
名古屋の時と、ほぼ同じ曲が演奏されましたが
曲順はかなりシャッフル。
「島唄」と「COMO FUE」はやらなかったです。
何より残念だったのは、音響の悪さ。
メンバーもこれには困った様子。
★ ★ ★
全体把握重視で鑑賞した名古屋とは反対に
大阪公演は
最前列で、リカルド君(こればっか)に焦点をあてて見てましたので
2日間ともそれぞれの楽しみ方が出来ましたね。
去年のツアー内容と大きく差もなかったので
フレッシュな感動というものはなかったのですが
やはり、これだけの演奏を目の当たりにできる機会は
日本ではまれ。
バイオリンとチェロの入った美しいこのオルケスタの演奏を
もっともっと
多くの人に体験してもらいたいものですね(特に大阪!)。
・・・コンサート後の話はまた次回。
(DJ KAZURU)
マノリート・イ・ス・トラブーコのツアー、名古屋で
見てまいりました。
まずは、オルケスタ・デ・ラ・カンダのアヤノ・オオクボ、ご推薦の
「しら河」でひつまぶし&きも吸いを堪能。
一杯目はそのまま、二杯目は薬味たっぷり、三杯目はお茶漬け
でいただくのがセオリーらしいですが、私の好みは二杯目のパターン。
本当においしかったです。
さて、名古屋の前座は地元ペルー人を含むバンドと
サブロスラ・デル・ソニード。
前者はティンバレス&ボーカルのお兄さんがひとりで頑張っている
コピーバンド。
後者は関西のティンバ系と言われる大所帯バンドですが
彼ら、キューバで演奏した経験が自信になったのか、なかなか
クオリティが高かったように思います。
● ● ●
ここから本題。
オープニングは昨年同様、ステージングも大きな変化はなかったです。
新曲と過去のヒット曲がいいバランス。
フロント・メンバーに新しいコロが入って、より(私の愛する)リカルド君の
存在が重要になった感じかしら。
リカルド君は、ほぼ全ての曲でリードをとっていましたが
ボーカリストにとって欠かせない「オリジナルな魅力」を持っているので
やはり、際立つ。
ダンスもキューバ人のそれに違いないのですが
たまーにロックっぽい動きをとるのが大変かわいらしくて
よろしい。カチッとね。
出番のぐっと少なくなったエル・インディオ様も
「COMO FUE」なぞをしっとりと披露すると、さーすが! と
思います。
きっと、この人はマノリートのカラーを保つためには欠かせない人。
今回の日本向けの曲は「世界にひとつだけの花」に「島唄」。
昨年のツアーでもやっていた「島唄」はあれほど感動的で
涙さえ誘ったものでしたが、
今回はどちらも今ひとつ、の印象。
しかし、みっちり2時間。
大満足の内容でした。
2階席から全体を把握しつつ見れたのも、名古屋の会場ならでは。
● ● ●
さて、アフター・パーティーです。
ティンクーバに来たこともある、名古屋在住の方に案内してもらい
店までたどり着く。
なーんと、六本木で働いていたカルロス君が店長となって
DJしてるじゃありませんか。
彼も私もびっくり、しばし再会を喜び合いました。
カルロスのDJを聴きつつ、マノリートのメンバーと踊ったり
名古屋でダンス教室を経営するキューバ人のエルメス君や
今回の企画の発案者である、サンティアゴさんらと喋って過ごしたんですが、
何せ、すぐ眠くなっちゃうものですから、
この日は早々に帰りました。
翌日の大阪公演も待っていますからね。
こちらの報告はまた次回。
(DJ KAZURU)
Daisuke Hinataの特筆すべき仕事のひとつ
「CUBAMANIA」のDVDがついに世に出ました。
1998年当時、彼がキューバに乗り込み
オーディションの末、よりすぐって、新録を収めてきた結果仕上がった
それは充実した、コンピレーション・アルバムの映像バージョンです。
現在でもキューバ関連の映像といったら
ぶっちゃけ「絵をとってきた」に過ぎない、コンセプトのはっきりしない
ものばかり。
ところがCUBAMANIAは違います。
LIVE映像、レコーディングの様子、キューバの町の風景、
プロデューサーやアーティストからの
音楽的なメッセージ。カメラアングルも多様で、
本当に興味をそそる作りこみになっています。
「最新の」にこだわる方にはおすすめしませんが、
しっかりした音楽は、ポピュラー音楽とはいえ
ある程度の時を経ても、色褪せないということを思いました。
★ ★ ★
思えば、今まで対話した人の中でも
Daisuke Hinataは相当、印象深い。
CUBAMANIAの音を再編したCD
「HAVANA HEAT」と「HAVANA BREEZE」を共に作ったのも
懐かしい記憶ですが。。。
彼にとって、「キューバで人気がある」とか
「キューバで有名な」ということは何の意味も持たなかった。
アーティストを見極める尺度は常に彼自身でした。
キューバのミュージックシーンに必要なのはプロデューサーだと
言い続けてきた私にとって、それは心から共感できることだったのです。
(Daisuke Hinataについては「音の向こう側パート1」のどこかしらで
詳しく言及していますが、探しきれない! という方のために、
L.A.在住ですが、日本での仕事としては、大ヒット・ドラマ
「ロング・バケーション」や「ラブ・ジェネレーション」の音楽を手がけたことで
知られる人だということを記しておきます。)
(DJ KAZURU)
元ピチカート・ファイブの野宮真貴様による
お洒落手帳第2弾
「ドレスコードのすすめ」が発売されました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4812525403/qid=1092101115/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/250-3487305-1197822
気持ちよいくらいの「マイ視点」であらゆるお洒落感覚を
ぶった斬っています。
その中でも
「上等な男性になるための指南」のような
項目が気に入りました(いつも引用の時に~のような、とか
~みたいな内容、で済ませる私もどうかと思うが
いちいちメモするのがたるいんですよね。気になったらどうぞ
書店へGOして確認してくださいませ)。
◆ ◆ ◆
・冒険をする、後込みしない
・堂々と落ち着いた態度で
・女性を褒めること
・食べ方は上品に
・タクシーは男が先に乗る
・言い訳はしない
・目を見て話す
・すべての女性に優しくすること
さて、男性のあなたはいくつ身についていたかな?
(DJ KAZURU)
「TIM★CUBAって全然宣伝してないんですね」
なんて言われた。
そうかもしれません。
いまだにイベント・チーム名をあらわすティン・クーバを
バンド名だと思ってた、なんて話も聞くので。
自分のイベントに関して「誰でもOK
よりたくさんの人に来てほしい」、という態度でいれば
諸々の点において有益なことも多いのでしょう、が。
誰もが楽しめるイベントでもないでしょ、という
ことも分かるのです。
だから、誇大広告はしない。
● ● ●
我が家の近所に昨年オープンしたばかりながら、すでに
「大阪ナンバー1」と名高いイタリアンの「マツムラ」の
シェフが全く私の持論と同じことを言っていました。
「10人中10人に愛されようとは思わない。
10人中2人に心から気に入ってもらえるのが自分の料理」
「マツムラ」は、日本人の体質をまるで考慮しないので、
どのお皿をとっても本当に重いです。
TCC福田は「こんなに胃に負担のかかる料理はツライ」と
言っていたので、彼は2度と行かないでしょう。
しかし、私はえぐみのあるお肉大好きなので、「マツムラ」の
工夫に満ちた、一皿一皿に感動の連続でした。
「マツムラ」の料理をいただくときに
今日はイタリアンをいただく、という気分で行くと
打ちのめされると思います。
容赦ない北イタリアの味、とかいう意見もあるようですが
「マツムラ」氏の個性がとにかく強くて
他の追従を許さないのですよ。
日本中にどれだけのイタリア料理の冠をかぶせた
店舗があるでしょう。
パスタ屋、ピッツェリアからリストランテまで
膨大ですよね。
イタリアで修行した人だってめちゃくちゃ存在しているわけです。
大バコ、チェーン展開で多くの客を有している店も数多い。
総売上の話をすれば、「マツムラ」ようにほんの10数席の店なんて
吹いて飛ぶようなものだと察します。
しかし誰も真似できなかった料理展開をしていることは事実です。
最近「マツムラ」はプリフィクスのメニューから
「魚」をはずしたそうです。
これも常識では考えられないことでしょう。
しかし、「マツムラ氏の料理」を求めて足を運んだ人は
ポイントは肉と分かっていますから理解するのです。
「メニューに魚がないなんて
リストランテとは言えないよ!」
などと、ばかなことを言い立てる人はいないそうです。
(DJ KAZURU)
体調の悪い日もあります。
原因がはっきりしなくて、何となくだるい、とかね。
寝込むほどなら別だけれど、そんなときは
料理するとしゃっきり感が、とりもどせることが多いです。
体力は使わないけど、頭を働かせるのがいいの。
本日のMENUは
骨付きチキンをたっぷりの白ワインで煮込んだもの
一緒に、ペコロス、マッシュルーム、ヤングコーンも入れてスープ仕立てに。
それと、
アサリと長ネギとプチトマトの蒸し物。
骨付き肉大好き。
フレンチ行くと気を使って
食べにくい骨の部分は男性に、女性は骨のないところを
選んでサーブしてくれる店ってあるけど
骨の近くのお肉の方がおいしいに決まってる。
私は手でがんがんかぶりついちゃう方。
そうやっていただく鳩なんか最高。
★ ★ ★
キューバの人気オルケスタ、マノリート・イ・ス・トラブーコの
東京公演の様子を友人からききました。
非常に勢いのあるステージで、それぞれのテクニックも
堪能できたとのこと、関西地区の公演が楽しみです。
ただ、
日本人ミュージシャンの飛び入り演奏が長かったようですね。
(中には私の知り合いも含まれたようなので
言い難いことではありますが。。。敢えて言う)
前座とメイン、しっかり分けてステージに上がってきてほしいのよね。
マノリートのメンバーは友好的に善意を示して彼らとともに
演奏するわけですが、
客の大半は「純粋なマノリート・オルケスタ」を聴くために
足を運んだのではないですか。
飛び入りも悪いことばかりではないでしょうが、長時間に及ぶと
「客席の可愛い女性をステージに上げて踊らせる」という
ほほえましい瞬間とは異なった空気を生み出してしまうのでは、と
危惧してしまいます。
(DJ KAZURU)
作家・島田雅彦のコラムの冒頭。
ホント上手いこと言うね。
本番という経験で得るものは練習の重要さとは
確かに、ちょっと質が違うんですよ。
● ● ●
暑いから、出かけでもすぐ
例の座り読み放題書店
ジュンク堂、に吸い込まれてしまって
買い物かごいっぱいに放り込んだ新刊を
ばーっと読んでいます。
ハーレムとか環境のあまりよろしくない地区の
小学校の先生が書いた「50のナントカ」という本は
子供への50の教訓でありながら、私も
あー、自分はコレできてないなあ
なんて反省しちゃう内容でした。
話を聞くときは、相手の目をきちんと見ましょう
相手が意見を述べている時はけして
遮って発言しないこと
人が叱られている時はそちらを見ないこと
自慢しないこと、あなたの優れている点はおのずと
周囲に知られているものです
・・・そんな感じで、当たり前のようで
出来ているかっていうと、出来てないかも!っていうのが
50項目書いてありました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794213204/sbb-22/ref%3Dnosim/250-3487305-1197822
(DJ KAZURU)
トヨエツ主演映画「丹下左膳~百万両の壷」試写にいってきました。
トヨエツはもちろん、和久井映美のきっぷのよさが
たまらなかったです。
(あれは、かなり私の理想に近い!
私は男前な女性が大好きなの、実際
「あなたは男前ですねー」って言われると嬉しく思う。)
下記サイトにて、美しい予告編が見れます。
http://www.sazen2004.com/
衣装は特筆ものですよ、粋と紙一重の
ヤクザっぽさが良く出てた。
■ ■ ■
《試写会、超・いきまくってますよね。
それって 応募はがきとかマメに出したりしてるんですか?》
という疑問メールをもらったのですが、
私は一応ライター業もやっているので
ネタ探しのために、試写の案内はいただいているの。
応募して当たるようなのは、ホールクラスで見る試写だと
思うんだけど、私はいつも配給会社の一角にある
試写室の、ちっこいスクリーンで鑑賞してます
マスコミ試写ってやつね。
でもお金払って映画館にも行きますよ、当然。
一番最近は「ハリポタ3」見ました。
やはり、映像が派手なものは
大画面で見たいです。
(DJ KAZURU)
ハイラ・モンピエの新譜が届いたので聴いています。
歌は上手い人だよね、文句のつけようもなく。
ただ、こうしたサウンドが彼女の魅力を最大限に引き出しうる
ものなのか、というのは考慮の余地があるでしょう。
ダヴィ・カルサードのプロデュースらしい音なのですよ、
最近の彼の嗜好がそのまま詰められている。
日本人にはハイラもダヴィも無条件に好き! って人は
多いですよね。
私は今回の作品ではバラーダが最も好きだったかな、
日本盤も今月22日に発売されます。
★ ★ ★
淀川の花火大会というのがあり
我が家のベランダからはグッド・ロケーションでした。
彩りもデザインも豊かな花火ですが
私は金色の、火花を散らして大きく広がる
単色のものが好み。
しかし、夏といえば花火よりも、はも!
関西に移り住んでからはもが大好きになりました。
京都に行くと必ずいただきます。
錦市場のお魚屋さんでは店頭で
焼いたはもをその場で食べられるように切ってくれる
ところも。
旬のものを味わうと
体内の季節時計がしっかり機能してくれる。
そういう敏感さはなるべく保ちたい。
(DJ KAZURU)
大阪を活動拠点にしていたミュージシャンの友人が
東京に引っ越す、ので我が家でプチ壮行会。
といっても、TCC福田と私
当事者のサブロスラ・デル・ソニードのリーダー正木氏と
ボーカリストのななぞー(NANAだけど、酒量がハンパでない
オヤジ体質のため、こう命名されている)だけですが。
ななぞーは私の作ったものをなんでも
おいしく食べてくれる良い子。
一方、正木氏は徹底した偏食家で野菜は殆ど口にしない。
お招きする時の
メニューはちょっと悩む。
こう暑いと、長時間火を使う料理も作りたくないし。
そんなわけで今回は以下の感じになりました。
なんとなくイタリアンです。
●前菜●クリーム・チーズとスプラウトのスモークサーモン巻
生ハム×パパイヤ
明太子とマスカルポーネをあわせた超簡単ディップは
野菜スティックにつけて(野菜嫌いの人はパンにつけてもらう)
●パスタ●ペンネ・アラビアータ
コーンを使ったスープ・パスタの2種
●メイン●ホタテのバジルソース
骨付きラムのマスタード・ソテー
マッシュルームのオイルフォンデュ
東京と大阪の差がこの日のメインテーマでしたが、
対人関係にしても、結局は個人の魅力だしね。
彼らは東京でもすっと馴染んでいくことでしょう。
(ホントはこの日、私と正木氏のひそやかで
そう非現実的でもない野望の話とか、色々でたんですが
お酒のせいもあって、どこまでがオフレコ話だったか、記憶が
曖昧になってしまったので、やめときます。)
(DJ KAZURU)
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