2022.11
甘えていいと言われるのは、甘えるなと言われるよりきつかった。
「自転しながら公転する」山本文緒 著、拝読。
冒頭ベトナムで結婚式に臨む新婦のモノローグで異国での生活へのシンプルな決意が述べられる。
そこから長く続く本編は全く異なる関東の地方のアウトレットで働く若い女性の恋愛や家族の物語になりはて、この話がどうやって最初のエピソードに繋がる..(2022.11.30 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
make me say it again,girl
今年の総括には少し早いですが2022年後半もっとも聴いたアルバムはアイズレー・ブラザーズの「make me say it again,girl」です。
話題になったビヨンセを迎えてのセルフカバー「Make Me Say It Again, Girl」には現在のソウルミュージッ..(2022.11.28 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
錯乱
池波正太郎は来年で生誕100年だそうです。
エッセイ集「男の作法」の大ファンですし、ドラマ「鬼平犯科帳」も好きですが小説をしっかり読んだことってなかったかもしれません。
タイトル作の「錯乱」は昭和35年、第43回直木賞受賞作だそうですが、他のものも同時期の作品でしょうか書いてな..(2022.11.26 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
怪奇小説
「平成怪奇小説傑作集1」東雅夫 編、拝読。
赤江瀑の未読作品「光堂」が目当てでしたが、収録作品の怖さのレベルと質の高さに思わずすべて読んでしまいました。
東雅夫氏のさすがの選択ですね良い編集者って本当にありがたい存在です。
とにかく本が好きでいい作品に会いたくて日..(2022.11.24 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
落語、太神楽、五段目と六段目
コラボ忠臣蔵。落語二本、太神楽そして歌舞伎の盛りだくさん興行。
訳あって前半の春風亭小朝の落語と太神楽だけ都合3回見ました。歌舞伎は一回だけ。
幕間にはくろごちゃんも登場。
落語って毎回マクラは変わると思ってたんですけどけっこうかぶってて「滝沢カレンさんの結婚がショックで..(2022.11.22 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
必殺の技の裏
「必殺シリーズ秘史50年目の告白録」高鳥都 著。拝読。
山田五十鈴が三味線弾いたりときには弾き唄いをさらりとやってのける必殺シリーズが好きで、その芸みたさに再放送を楽しみに見てました。
この人気シリーズに裏方として関わった撮影、照明、殺陣、助監督編集、装飾、などのスタッ..(2022.11.20 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
狐の剃刀
京都を舞台にした短編集赤江瀑 著「狐の剃刀」拝読。
すでにほかの選集で読んでいたものもありましたが、やっぱり最高でした。
赤江瀑の京都は京都の名所名物を書くのではなくそこに生きる人だけが持つ業を書いていますからね。
お茶屋の女将料亭の板前かつて御所に使えた公家の末裔。..(2022.11.18 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
セックスロボットと人造肉
「セックスロボットと人造肉〜テクノロジーは性、食、生、死を征服できるか」ジェニー・クリーマン 著、拝読。
リアルドール。非常に高額なセックスドールは男性の性のコントロールのために。
クリーンミートと称される人造肉はハードコントロール下に動物たちをおく、まるで強制収容所のような食..(2022.11.16 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
一条さゆりの一生
「踊る菩薩ストリッパー 一条さゆりとその時代」。
小倉孝保 著、拝読。
昭和のストリッパーで逮捕されたり映画にもなったりしたことから名前が知られるようになって70年代のアングラ映画をちょっと齧ると監督の周辺の人間として語られる。それで一条さゆりの名は知っていました。
..(2022.11.14 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)
女のはしょり道
伊藤理佐は着物好きなことから気になる漫画家でした。
初めて買った一冊は
「女のはしょり道」。
美容雑誌で連載してたものですが本人は基礎化粧含め化粧を止めたらしい。
すごい、それはすごいよ。
ただ、定期的にレーザーでシミ取ってるらしいし絹の下着にこだわっ..(2022.11.12 By dj kazuru Posted in: dj kazuru, Uncategorized)