6月はこのテレビ講座が
楽しみ!!!
島田雅彦氏による
「オイディプス王」。
待ちきれなくて
テキストをぱらりと
読んでしまいましたが
鋭い読み解きが
期待されます。
物語の元型とされる
ギリシア悲劇、とくに
オイディプスには
島田氏が指摘するまでもなく
親殺し、近親相姦
自分探し、捨て子、と
ドラマの要素がみっちり
詰め込まれているのだよね。
高校生の時に
そのことを知って以来
何かというと引き合いに出してしまう
物語です。
パゾリーニの映画も
良かったのですが
なんといっても日本で作られた
「薔薇の葬列」
これがわたくしの中では
最高のオイディプスの映像化。
若きピーターさんが
退廃的に、でも
恰好よく踊る姿に魅了されましたが
これは
母親との近親相姦ではなく
父親との関係だから
よりショッキング。
映画としての
完成度も高かったと思うので
ぜひこれを機に
再び見たいものです。
(DJ KAZURU)
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