ドナルド・キーン先生が
「京都に行ったら
毎回この博物館は行くよ」
みたいな発言をしているのを
知って、ぜひ訪問したい!と
思っていたのが
京都国立博物館。
とりわけ
昨年オープンしたばかりの
平成知新館は
建築物としても素敵で
気分が高揚しました。
水を多く配した
モダンな建物は静謐で
京都の街並みにとてもフィット。
展示物は教科書で見たことあるような
国宝級のものばかり。
展示のバランスも見事で
ライティングも絶妙。
こんなに素晴らしい環境で
重要文化財まみれになれて
最高の気持ちでした。
いいものほど、欲張ってみてしまうと
ガクッと疲れてしまうから
絞って見学しようと思ったものの
結局あれもこれもと見てしまいました。
大正時代の
驚くほど豪華な婚礼衣装の
展示もあって、呉服屋行く前に
とんでもないものを
見てしまった・・・という一幕も。
・・・
そんな充実の京都の旅に
相応しい小料理屋を
友人が見つけてくださいまして
突撃したのが「余志屋」。
ピシッとした
カウンター席は
年齢層も高くちょっと緊張・・・
突出しの
茄子の味噌和えだけで
爽やかな気持ちになりましたが
名物の鴨まんじゅうや
胡麻豆腐の野菜あんかけ
ぐじのから揚げなど
京都らしい
お料理を堪能致しました。
先斗町は
観光客(わたくしもだけど)で
ごったがえしてましたが
この店のように
ほぼ紹介客で埋まっているような
お店もちゃんとあるんですよね。
雑誌やネット情報ではなく
現実の食通、レストラン通の人に
出会えたことに感謝。
八坂の塔もなめといた。
(DJ KAZURU)
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