大阪で出会ったイタリアンの
ナンバー1シェフ、と
言っちゃってよいでしょう
星山シェフの新店
「,virgola ヴィルゴラ」
を
訪問してまいりました。
以前は
「ラ・バッロッタ」という
シェフ曰く
「大衆食堂」のような雰囲気の中
カジュアルなイタリア料理店を
やっておられたのですが
当時も料理のクオリティが
驚くほど高かった。
昨年末に突然の
クローズの知らせを受け
がっくりでしたが、すぐに
店名も、場所も新たに
「レストラン」をオープンさせるということで
とーっても
楽しみでした。
これまでは
サーヴィスや雰囲気のことは
横に置いておいていたのですが
これですべてのことが解決。
ここ数年、東京でも
イタリアンは郷土色をはっきりさせた
「シチリア料理」とか
「トスカーナ料理」と、するのが主流で
もちろん、それは正解なやり方なんだけど
星山シェフのイタリアンは
すべての郷土料理を
昇華させた星山イタリアンで
それが
どうにも素晴らしすぎ。
このスタイルで成功している稀有な例。
ガツン、と
男っぽさの漂う料理で
ワイルドなんだけど
同時にエレガントな感じが
わたくしの好みにぴったり。
,virgola は
綺麗目のシックな内装で
料理もそれに合わせて
エレガントの分量が多めになった
気がしました。
調理している風景を
眺められるお席は
かなり計算して作られた感じ。
茄子のソースは
以前もいただいたことあるような。
空豆のピューレもいい。
この辺から
ピノ・グリージョ。
焼きサバのぜんさいには
ういきょうを。
薫り高い
蛤の温前菜。
あおさのりを
練りこんだパスタには
万願寺唐辛子。
パッションフルーツの酸味が
ばっちり練りこまれた粒状のパスタ。
ラグーソースですが
あくまで爽やかに。
このあたりからカンノナウです。
鮎の姿焼き!!
意外と今まで食べてこなかった
メインかも。牛です。
エミリア・ロマーニャの赤を
合わせました。
メロンのピューレに
浸ったパンナコッタ。
星山シェフご本人も
もともと素敵な方ですが
ちょっと色気が増したようで
そんなご様子にもぐっときました。
これまでは
わいわい盛り上がるタイプの
ア・ラ・カルトの店でよかったけれど
そろそろ
じっくりコースを味わってもらう
スタイルにしたいとお考えになったのでしょう。
基本ア・ラ・カルト派のわたくしも
こちらのシェフには
すべてをお任せできます、というか
お任せしたい。
ワインもバイ・ザ・グラスで行ける感じ。
大阪というと
この店ばかりになってしまうので
そろそろ
他のレストランから
忘れられてしまいそうだけど・・・
来月にでも
また行きたい!!!
(DJ KAZURU)
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