谷崎の春琴抄は
高校生の時分に
読んだはず。
あらすじは
もちろん頭に入っていますが
あらためて読んでみますと
ハタチ前の料簡で
理解できるはずもない話です。
春琴、という
盲目で美人の
三味線、琴の名手が
実際にいたような書かれ方ですが
すべて谷崎の創作。
ノン・フィクション調の
構成も素晴らしいし
どこをとっても名文。
美しい日本語が
ぎゅうと詰まっているようで
圧倒されました。
句読点がものすごく
省略されているのも
たまらん語り口に思えてきます。
それにしても
佐助のように
自分の何もかもを捧げたい、と
思える人間に出会え
それを実行できるというのは
幸せのきわみなのかも。
春琴の生家は
大阪道修町の薬種商という
設定ですが
ここは今でも製薬会社が
あり、くすりの神様を
祀っている
少彦名神社もありますね。
以前、ここを訪問して
お守りも買いました。
春琴の育ったのは
今でいうなら北浜、淀屋橋あたり。
そして師匠の検校の
稽古場は靱、
なので
わたくしの大阪での
お食事エリア、お茶エリアに
ぴったり重なる!
(DJ KAZURU)
いつもお世話になってます!
最近、谷崎と芥川の文学論争を思い出して、これってサルサに通じるんじゃないかと思ってます。今度ブログに書きますね!^^
あら、面白そう。ブログ楽しみにしてますね。
SHIGE先生のダンスや音楽の解析も分かりやすくて好きです!
アップしました。良かったら見てみてくださいね。
http://lavida.exblog.jp/21593749/
ブログ拝見しました!
こんな文学論争で盛り上がれるなんて
いい時代だったのねー
と、思うとともに、これを
ダンスにおきかえてみたshigeさんの発想が大変面白く
愉しく読ませていただきました。
どちらを支持するかはお好み・・・なんでしょうけど
徹底的に論じ合ってみるのも一興ですね、ダンス論争も。
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