渋め好みの方は、なぜあのアルバムが 10 位までに
入っていないのかと思われたことでしょう。
大丈夫です。
それでは、ここから SON 部門の発表です。
ソン部門第 1 位は、
ELIO REVE Y SU CHARANGON 「 Fresquecito 」。
タイトル・ソングが素晴らしく、
レべが現在もコンテンポラリー・キューバンの
トップに存在していることを示した傑作といえる出来です。
第 2 位はご存じ ADALBERTO ALVAREZ Y SU SON
「 Gozando en la Habana 」
カシーノを踊る人にとっては定番のナンバーを含むアルバム。
ここのところ安定しているアダルベルトですが、
そろそろマッチョな声のヒット・ナンバーが欲しいところ。
第 3 位は、LOCOS POR LA MUSICA
名ディレクトール、ホアキンの手がけた
BISレーベルからの書き下ろし新録コンピ。
コンテンポラリー・ソンを基調にした楽曲からは、
キューバ音楽の良心を感じる事ができます。
個人的にはお気に入りの 1 枚。
第 4 位はSONEROS ALL STARS 「 La Timba Soy Yo 」
第 1 作の傑作をうけシリーズ化された第 3 作目。
今回は PUPY がディレクトールで参加しています。
重厚なサウンドはなかなか聴きごたえがあります。
第 5 位は SON DEL NENE 「 Mi Deseo 」
エル・ネネがホーベネスを卒業して自身のバンドで発表した
アルバム。ホーベネスほどの疾走感はありませんが、
エル・ネネの渋いボーカルが味わえる一品になっています。
( 福田カズノブ★2009/1/4)
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