他のジャンルのものとは
明らかに異なる条件が存在しています。
それはペアダンスで楽しむことが大前提ということ。
音楽を聴いて自由に一人で踊るというものとは
明らかに違っていて、音楽は踊るための手段
という位置づけなのです。
DJが全ての楽しみをつくるのではなく、ペアダンスの
相手が重要になってくるし、その前に自分がどのくらい
ペアダンスを上手に踊れるかが興味の中心。
そこでダンスイントラが必要になり、重視されてくるのです。
現在私、DJ FUKUDAが主催している
TIMBA CLUBもCLUB BACHATAもフリーのダンスレッスン付き。
この1年間は自分が目指す音楽中心のDJイベントと
ダンスレッスン主義とのある意味、葛藤の連続でした。
幸い共催している2人のイントラは
音楽に対しDJなみのこだわりを持っている人。
だから一緒にできたのですが、ダンスやレッスンには
目に見える力があって(触れ合う力といっていいかもしれません)
耳だけの音楽がイベントカラーの2番手になってしまうのは
否めません。
他のイントラ主催のDJイベントもフリーレッスンをやらずとも
同じ傾向が出てしまっています。
イントラがイベントに存在していることが音楽以上に
ある種の力になってしまうのです。
ではティンクーバのようにDJだけでイベントすれば
ということになりますが、それだけでイベントが成立するのは
実は奇跡的なこと。
音楽に、DJに集中し、イントラ以上のペアダンス以上の楽しみを
出現させることが僕の使命なのではと今は感じています。
そうすれば、ペアダンスと音楽(DJ)が同格で融合し、
さらに楽しめるイベントになるはずだからです。
TIMBA CLUBもCLUB BACHATAもそんなイベントになれば
と思っています。レッスンも独立して際立ち、
DJタイムはそれだけで独立した音楽イベントという風合いに。
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