「切羽へ」が直木賞獲ってから気になっていた
井上荒野氏、敢えて別の作品「ズームーデイズ」
を読んでみましたけれど
なんてぐだぐだな恋愛、ぐじぐじしたアラサーの
主人公。。。もう! 苛々する! と
思いつつ、しかしこういう感じに陥るのって
誰もが紙一重的な可能性があるのではないかなあ
などと思って読んでしまいました。
石田衣良氏の「眠れぬ真珠」は文庫版の解説を
小池真理子氏が書いているのですが
それこそ小池作品のような小説ですよ。
石田作品てもっと軽い感じの印象があったのですが。
こちらは現実にはちょっとなさそうな話、
なにせ17歳も年下の男と付き合う45歳女性が
主人公ですから。
しかし、ふと自分の周囲を見渡してみると
若い人と付き合っている40歳代が
結構思いあたるのですよ。
なぜそんなに元気なのか40歳代、
30歳代の友人より明らかに
恋愛を謳歌している気がしてなりません。
それを象徴したかのような小説を
立て続けて読んでしまいました。
(DJ KAZURU)
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