お花をガラスに閉じ込めた
美しく涼しげな帯留め。
黒い博多織に合わせてもいいなー。
突然ですが、お知らせ
私としては珍しく日曜日に
六本木のサルサ・スダーダにて
DJやるので早めの19時あたりに
お越しいただけると大変うれしいです。
22日です!
・・・
林芙美子の
「晩菊」が素晴らしくて「女」という
ものについてあれこれ考えるのだけれど
女がみじめに老いることを回避するって
とても大変なことだね。
また抜粋しておく
年を取るにしたがって
派手なものを見につける愚はしなかった。
五十を過ぎた分別のある女が
薄い胸に首飾りをしてみたり
湯もじにでもいいような
赤い格子縞のスカートをはいて
つば広の防止で額の皺を隠すような
妙な小細工はきらいだった。
それかといって着物の衿裏から
紅色をのぞかせるような
女郎のようないやらしい好みもきらいであった。
(中略)
ふっと、自分の若さも
もうあと一二年だなと思う。
昔の焼きつくような二人の恋が
いまになってみると
お互いの上に何の影響もなかったことに
気が付いてくる。
あれは恋ではなく
強く惹きあう雌雄だけの
つながりだったのかも知れない。
(DJ KAZURU)
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