近松文楽
冥途の飛脚に行ってきました。
床が目の前の席は
人形より三味線と語りに
集中できる席。
「新口村」の名で知られる演目。
馴染みの商売女を身請けしたくて
商売の金を散々使い込む。
親にも嘘つくし、仕事も
マトモにやらないっつー
だらしないダメんず忠兵衛。
悪人に対面すると
自分のことは棚に上げて
そいつの悪さと自分の正当性を
大声で主張する。
そして
くだらん見栄で、また
人の金を自分のもののようにし
廓で振る舞ってしまう…
人の金で豪遊( ゚д゚)
女好きというより
女に溺れてる。
いっぽうの商売女、梅川は
客としても耐えられない男に
身請け寸前状態で
いっそ死にたい状態。
こういう女にとって
自分の男が転落してくれるのは
自分の下り坂人生の
道連れが出来るってこと。
むしろ
いいアンバイなわけです。
ふたりは当然心中しそうなムードですが
「どうせ死ぬなら
逃げちゃったほうがいいんじゃね?」
ってことになり
逃亡をはじめるところで幕。
この日は鶴澤清治さんの
三味線にうっとりでした。
たくましい「はっ」「ふんっ」などの
かけ声も素敵。
お弁当はちらし寿司ʕ•̀ω•́ʔ✧
国立劇場ゆるキャラ
くろごちゃんが可愛らしい!
DJ KAZURU
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