また文楽見ていますよ。
江戸小紋に
お気に入りコートを羽織って
行きました。
近松の「曽根崎心中」です。
手形詐欺にあった男が
どうにもならなくなって
馴染みの女郎と
心中する話ですよ。
文楽って
すぐ心中するな! という
意見も聞きますが
心中上等、と思っています。
死んでしまえば
無の世界。
死んで一緒になれる
わけでもありませんが
心意気を
世間に見せつけることができます。
ただ
曽根崎心中の
お初は
「徳兵衛さまが
死んで詫びるしかない状況というなら
私も死ぬ
死ぬ覚悟がこっちにはあるけど
そっちはあるか!!!???」
と
なかなかの迫りようです。
徳兵衛、お初の迫力に
引きずられたんかな?
っつー気もしました。
とはいえ
男女の仲というのは
これという証も立てられないまま
ずるずると身汚く
時間ばかりが過ぎてゆく、ことも
多いもの。
この二人は
詐欺にあってからわずか一日で
心中。ご立派。
国立劇場のゆるキャラ
くろごちゃんはいつも
可愛い、ストラップ買いました。
帰宅して
大阪土産ル・ピノーの
文楽菓子「文ら」いただきました。
先日大阪では
地下鉄でこんな看板も
見つけましたよ。
この世の名残
夜も名残…
DJ KAZURU
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