出た!
安野モヨコの文芸アンソロジー
第二弾
第一弾の「晩菊」
とーっても素敵でした。
とくに林芙美子の表題作
たまらんかった…
すでに
知っている作品が多いと
ちょっとがっかりなんですが
今回は、有吉佐和子の「地唄」以外は
未読の作品ばかり。
ある程度
老いを抱えている
大人の女性向きですね。
近ごろ年齢を
二周りもサバ読んで
犯罪おかしてまで外国の男に
貢いだババアがニュースに
なったりしていますが…
老いた女が
真っ直ぐに自分を見つめずに
じたばたするから
みっともない事になるんであって
己の老いを咀嚼すれば
「晩菊」のような
文学が生まれるんです。
なんて尊いことでしょう。
今回も
円地文子の「耳瓔珞」はじめ
大人に沁みる傑作ぞろい!
歳を重ねると
身につまされる切ないお話が
いっぱい。
DJ KAZURU
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