文楽若手会という
若手さんたちの公演
菅原伝授手習鑑、に
いってきました。
若手といっても
アラフォーもいます。
先日もとある襲名披露で
70歳の太夫が
「この2,3年で
ようやく見えてきたものがありました」
とか言ってましたが
長い長い修行が続く世界ですね。
スポーツのように
ごく若い時代に頂点を迎える
ものもあれば、
体力が衰えてきた頃に
花開く文化もあるということです。
それにしても
若手のみなさん、眼がキョロキョロして
落ち着き無かったり
口がパクパクしちゃったり
緊張しているのが
分かりやすく伝わってきます。
わたくしの推し太夫の
咲寿さんは
先日の本公演同様力強く
明瞭な発音と、魂のこもった
語りですごく良かったです。
あまりに惹きつけられて
人形のほうはほぼ見てなかった( ゚д゚)
一方
推し三味線の龍爾さん改
友之助さんは
本公演とうってかわって
哀切あふれる演奏、これまた
ぐっときました。
応援する人がいると
歌舞伎同様、文楽も
とても面白くなりますね。
DJ KAZURU
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