酒井順子著
女を観る歌舞伎、拝読。
歌舞伎は女が中年になると
興味が出るもののひとつに
思いますが、
はっきりいっていきなり観ても損。
あらすじをおさえたり
役者の格をおさえたり。
または音楽や舞踊を
知っておくなど
色々下準備から
たっかいチケットを
買うのが普通でしょうね。。。
これは
有名演目に登場する
女性キャラの性格ごとに
分析したものです。
なるほど、女の生き方を
観る、という
見物のしかたもあるんだって
思いました。
嫉妬する女
だめんず好きな女
運の悪い女
追う女
となかなか面白い分類。
というか今も同じような女います!
江戸時代の話だから
納得できない女の行動も多いけど
やはり
身につまされるキャラも多いんです。
「心中は結婚式のようなもの」
とか
「仙台伊達家のお世継ぎの乳母は
現代で言う子持ちのキャリアウーマン。
母としての愛情と
忠義の間で我慢を強いられる」
とか
分かりやすい表現で示してくれます。
DJ KAZURU
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