村山由佳著
「花酔ひ」拝読。
前半にふんだんに出てくる
着物の描写がリアルです。
アンティークの
良質のものに触れたことが
ある人なら
誰でもわかる感覚ですね。
内容は
花房観音が書いた
官能小説か?
ってかんじで…
中年のS夫婦と
M夫婦が夫婦交換みたいになって
愉しくやるんだけど、最終的に
どんづまるストーリー。
文庫解説を書いているのが
その花房観音。
あら、と
思ったのですが
なんとこの小説を読んで
着付けを習い始めたとのこと。
京都の和テイストの
官能小説家なのに
これまで着物を着なかっとは
意外すぎます。
彼女は
初めて触れる正絹は
初めて触れた男の胸板を
想像させる、というようなことを
書いていますが
いずれにしろ
正絹の触り心地
着心地は特別なものですね。
パッと見にはわからなくても
纏ったときのしなやかさは
格別ですよ。
私も
普段は木綿着物ですが
ここぞ、ってときは
正絹!!!
DJ KAZURU
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