今回の芥川賞は二作品。
60歳代の新人が
力強い老人小説を書いたというので
若竹千佐子氏の
「おらおらでひとりいぐも」に
注目していました。
実際読んでみると
斬新だし
確かに興味深い話なんだけど
全編岩手の方言で
かなりの部分書かれてるので
文章に乗りきれなかった…
逆に特に興味のない
インドが舞台になっている
石井遊佳著
「百年泥」は
文のグルーヴ感すごくて
引き込まれました。
町田康とか
踊るような文章が好きなので。
芥川賞って
その後作家として大成する人が
受賞するとはかぎらないけど
その時代の香りを
嗅ぎ付けられるような
ところもあるので
文藝春秋は買っちゃいますね。
DJ KAZURU
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