君塚洋一箸
「選曲の社会史」拝読。
音楽を聴く人は
多かれ少なかれ選曲作業をしている
ってことから
日本における選曲の歴史、また
洋楽を受け入れていった
日本人の音楽観などを
深掘りした本。
自分としては
ひとまわりはふたまわり
上の世代がやっていた
FM東京のbarricade
から
カフェアプレミディに続く
流れのことがわかって
とーっても面白かった。
横浜の進駐軍から発展した
音楽のあたりは読み飛ばして
しまったけど
スーパーマーケットの
音楽嗜好の変遷についても
なかなか面白い分析です。
多方面から選曲についての
文章読んで思うことは
自分はその場にいる人々が
おなじステップで
踊るための選曲、かつ
あまり人の顔色をうかがわない
選曲をしてたということです。
ところで
最近アクアビクスを始めたのですが
どのインストラクターも
平気で半年くらいは
同じCDを毎回毎回使いますね。
完全なる麻痺状態…
それは
大きなボリュウムで流れているのに
メトロノーム以下の存在。
なかばあきらめていますけど
音楽が音楽でなくなっていく瞬間て
こういうところに
あるとおもうのです。
DJ KAZURU
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