銀座百点の8月号は
「令和時代の旦那衆」。
銀座の歴史ある店の
40歳代の跡継ぎ連中が
集められ、岩下尚史氏に
やんわり説教されるという
小気味良い特集でした。
彼らは
料亭で接待もしないと言うし
お稽古ごとは、とふられれば
「料理」などと見当違いの返事で
びっくり。
名のある店の旦那にかぎらず
一昔前の名士は一中節や宮薗など
古曲を習ったものですが
悲しい現状が明かされる結果に。
「同じ銀座でお商売をなさる
あなたがたがたの世代が
お馴染みにならないでは、花柳会の
将来も心細いものになりますよ」
「大切なのはお金を払って
稽古することで、教える師匠の
生活を支え、その伝来の芸を
将来まで継続させる。
そこに庇護者としての
旦那の喜びもあるわけです」
岩下和史氏のありがたい
言葉が若手旦那衆に
響いてくれると
いいのですが···
地元で生まれ栄えた文化を
地元で商売してる人間が
受け継がずしてどのような
発展があるんでしょうか。
都合のいいときだけ
伝統が歴史が、とか言う旦那衆には
なっていただきたくないものです。
DJ KAZURU
Add A Comment