背守り、というものが
気になって本見ています。
着物を着ていると
こういう情報も入ってくるのですが
子供の健康な成長を願って
着物の背中部分に縫いとりや
刺繍形でお守りをつける習慣のことです。
近代医療が進むまでは
子供の死亡率ってすごく高かったので
みんな背守りをやっていたとか。
鎌倉時代にはもう
あったというから
長い歴史です。
着るものに祈りを込めるって
素敵よね。そう思う人は現代にも
実はいっぱいいて
ヨージヤマモトも取り入れてました。
明治の頃には女子の教養として
学校で縫い方を教えてもいたようです。
背中、というのはすなわち
北西の方角となるようで
そこは鬼のいる場所なので
あの世とこの世の境界線、という
考え方もあったとか。
その教会から悪いものが
入ってこないように、という
意味ですね。
子供の命はとても大事。
その思いで縫われたものが
「なんかかわいい」
「きれいに見える」
というのがまたいいですよね。
着物なんか着ないけど、って言う
人も子供のTシャツに縫えばいい
すごく良い。
DJ KAZURU
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