NHKのSONGSで
岡村靖幸やってて、おお
日本にはこの素晴らしいアーティストが
いたじゃんねえ、と
思い出したのです。
50歳代になっても
毒気のある音楽と
キレッキレのダンスを進化させていて
びっくりしました。
聴いてるだけでは解りきれない
魅力なので
「動いてる岡村ちゃんを見ていたい」
って感じです。
若い頃すごかったはず、と
ソニーの期間限定公開
「live 家庭教師 1991」を観てみたら
30年前も凄かった。
バンドもダンサーもおいてけぼりで
岡村ちゃんだけが凄い。
当時、アイドル的にミュージシャンを
扱う傾向があって「pati pati」っていう
雑誌がそれを牽引してたと思うんですが
そういう時代だったので「人気」はともかく
「才能」を見過ごされがちな
存在だったかもしれないけど
とんでもないアーティストですよ。
「性生活は満足そうだが
日本は子沢山の家族の現象により
高齢化社会なの?
あの、あの、あの戦後の頃より
大金持ちなんでしょ?
なんでみんな子供生まない」
という歌詞をセクシーなメロディにのせて
30年前の岡村ちゃんが歌っていて
卒倒しそうになりました。
久しぶりに聴いたら
どうしようもなく気になる!
気になる音って
自分なりに納得するまで
何度もリピートする癖があるのですが
(細野晴臣さんも同じらしい、その代わり
気に入らないものは3秒でシャットアウト)
その流れで
2018年のライブ「マキャベリン」
映像も入手。
これはツアー「マキャベリン」の
店頭用スポットですが
本編見てがっつりシビれました。
自分らしさを「表現してるつもり」
だけの音楽やってる人とか
「心のままに身体動かしてるつもり」
だけのダンサーとか
死ぬほどいると思うんですけど
そういう輩は
岡村ちゃん見て反省するといいよね。
才能、感性、どうしようもなく
漏れちゃってる人。
面白い。
さすがにここ数年は
バックバンドもダンサーも技術が
上がっているのですが
後ろで踊っている誰よりも
歌手本人がダンス上手いというのは
マイケル・ジャクソンみたいですよ。
若い女性歌手とコラボしても
一番激しくて、熱いのは岡村ちゃん。
一生青春期のままって気持ち悪いけど
岡村ちゃんはその瑞々しさを
心のポーチにしまってて
開け閉め自由なんですね。
今の岡村ちゃんを知れてよかった。
DJ KAZURU
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