「日本の戦争映画」
春日太一 著、拝読。
春日太一氏は日本の
古い映画に非常に精通していて
1977年生まれということを
忘れそうです。
これまでも五社監督の本など
いくつか拝読しましたが
今回は「戦争映画」。
わたくしは戦争映画けっこう
見ている方だと思っていたのですが
いやー、知らない作品いっぱい
出てきました。
「反戦」「戦意高揚」それぞれの
視点があり、現実の戦争を
知るものと知らないものでは
映画作るにあたっての姿勢も異なる
わけですよね。
もちろん出演俳優にも
戦地を経験した人がいたし
逆に完全に「戦後」にフォーカスした
戦争映画もあるのです。
巻末には近年話題をさらった映画
「この世界の片隅に」についての
対談もあります。
「同じものを見ていても
見る人の角度で目に写るものはかわる」
という言葉が印象的でした。
DJ KAZURU
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