
毎年藝大の若い学生さんたちの
才能が楽しみな「藝祭」ですが
今年は「バーチャル藝祭2020」となり
かなり色々な演目を拝見することが
出来ました。
毎年3日間の開催だったので
同じようにアーカイヴなしでの
3日間だけリモート開催です。

例年どの演奏会も
コネのない人はチケット抽選に
勝ち残らなくては入れないけど
今年はオペラの合唱も、長唄も
現代筝曲も、弦楽四重奏も
いっぱい見れました。

中でも自分で作曲して演奏した
唄方の女性は、江戸時代の人かと
錯覚するような
ゆったり時間が流れるムード、発声
三味線も素晴らしく感激。

演奏会でお見かけするたびに
上手い!と思ってましたが
三味線も上手で圧倒的です。

もちろん音校だけでなく
美校の作品も見れます。正直
広い校舎を歩き回って見るより
楽でありがたい面もありますね。
来年はどうなるのかわかりませんが
リモート併用で開催してもらえたら
より良いのかもしれません。
それにしてもマンツーマンが基本の
音楽科の授業も
いまはすべてリモートだそうで、本当に
学生さんたちには気の毒なことです。
ただ学生のなかには「二世」も
けっこういるので、そういう方は
家庭内でいくらでも指導が受けられます。
一般家庭出身の学生さんは不利···
なんとかならないものかと
思いますね。
DJ KAZURU
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