9月文楽三部に突撃。
暑いので九月でも夏着物です。
呂勢太夫、病気からの復帰で
ちょい痩せていましたが
好きな太夫さんです。
まだリハビリって感触でしたが
今後頑張ってほしいな。
今月は重鎮、嶋太夫の訃報もあり
お祝いムードではけしてないですね。
三部の演目、絵本太功記は
大河でやってる「麒麟がくる」
の明智光秀が信長を討ったあとの話。
母親が主君を討ってしまった
光秀を諌めるために
自ら息子のつきだした竹槍に
刺さっていきますが
完全に石川さゆりさんイメージで
見ちゃいます。
三味線はパワープレイを聴かせた
清介さんが印象深かったですね
あれだけバンバン叩くと
糸も痛むので、わずかな隙を狙って
糸をずらして整えるのですが
それでもどんどん緩んじゃって
大変だなあと思いながら見てました。
三味線は江戸時代からほとんど
形が変わっていません。
木と皮で出来ているので
音は安定しないし、構えるのも
けしてラクではないし
ヴァイオリンのように
付属パーツを足して
体にフィットさせる道を絶っているので
なだめながら機嫌よく
音を鳴らしてもらえるように
人間の方が気を使ってる感じですね。
DJ KAZURU
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