青木涼子の世界初演三曲コンサート
最高でした。
色々な形態での小編成
現代音楽ユニットに能の謡を
合わせる楽曲ですが、今回のように
弦楽四重奏との相性がことのほか
良いように思うのです。
今回はフランス、ルーマニア
ドイツの作曲家によるもので
どれもカルテットと謡の魅力を
引き出せていました。
日本語ののせ方が
日本語が母語であったらこうはならない、と
いうような意表を突く箇所が多く
それがまた何か新しいものを
突きつけられたような印象を受けるので
興味深く拝聴。
プログラムはこんな感じ。
質疑応答ではふむふむと
聞いてるだけでしたが、謡部分の譜面は
作曲家によって細かい指示がある人と
青木涼子に任せる部分が多い人が
存在するとのこと、また
この日はすべてが日本語の曲でしたが
他の言語の詩がつけられることも
あるという説明がなされました。
各国で活躍する作曲家とともに試行錯誤の
10年だったでしょうが、これから
きっとすべてを昇華させたような作品が
生まれるに違いないという気がします。
袴姿でステージにたつことの多い
青木涼子も、この日は
イッセイミヤケのドレス。
広がっていく波紋を感じさせる
美しいドレスがお似合いでした。
すでに日本よりも
ヨーロッパで評価されてる人なので
日本のコンサートが少ないのですが
疫病騒ぎで配信なども多く
むしろ日本在住組にとっては
ありがたい状況です。
もちろん、生のコンサートは10倍くらい
魅力を享受できるので、音楽に
浸りきることができ
この日はとっても満足でした。
なんで彼女の声って
こんなに気になるんだろう!
DJ KAZURU
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