大竹しのぶ主演
「女の一生」を観に新橋演舞場へ。
名作だし杉村春子と比べられるのは
しょうがない、と大竹しのぶも
言っていますが、チャレンジには
違いない舞台。
最初少女の役で登場したとき
大竹しのぶだと分からなかった···
若い女優が出てきたのかという感じで
さすがです。
ローティーンからハイティーン
若奥様から老け込んだ中年へと
場が変わるごとに少し少し
仕草と声を変えて、すごい役者さんです。
特に溌剌とした若い女の演技が素敵。
中年のときは若干杉村春子が
乗り移った表情したような
気さえしました。
ラスト、焼けてしまった家の前で
すっかりおばあさんになっちゃった
と思いきや
未来、希望を示す力強いシーンがまた
良かったですね。
こんなご時世ですから
花道演出も、その他大勢のキャストも
カーテンコールも無く
寂しさは否めません。
客席も減らしてるから
割れんばかりの拍手にもならない。
本来ならばもっと充実した
お芝居になっただろうな~と
思いますけど今は我々観客も含めて
芝居を続けていこう!と
その気合いで頑張るしかないですね。
だいぶ気温も下がったので
マスクつけっぱなしでも辛くはないですが
写真撮るとき無様すぎるので
一瞬だけ外してやりました、演舞場の
スタッフも別にいいですよ、と
言ってくれて、軽く拍子抜け。
幕間はいつもの天婦羅そば。
DJ KAZURU
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