
文楽観賞教室
「二人禿」「葛の葉」へ。
教室という名目なので説明パートも
ありますが、通常の舞台と
変わらぬものを短い時間のなかで
観劇できます。
今回、友人が東京遠征を断念したため
良い席が舞い込んできました。
しかも市松模様の座席ですから
見やすいことこの上ない···マスクや
消毒で気は遣いますが
この様式いいなあ。もちろん
商売として成り立たない興業に
なってしまうけれど。
床にも近く
舞台にも近い、良席。
4挺4枚の「二人禿」は音の厚みを
味わえ、「葛の葉」は文楽らしい
「狐の早変わり」を楽しめます。
あっさりした演目ではあるのですが
このところ頻繁に観劇することも
無かったので、舞台に接することが
できたことの感動も手伝って
嬉しい気持ちになりました。
ところで
人形についての解説を担当した
玉翔さんが
「親知らず抜いたばかりで
麻酔が···」と
言いつつ面白おかしく初心者向きの
解説をしていてビビりました。
私は親知らず抜歯というと
三日は寝付いてた記憶があります。

DJ KAZURU
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