12月は久しぶりの歌舞伎座へ。
第四部の日本振袖始、大蛇退治
小一時間の演目。
2月に行ったのが最後なのですが
当日に超良席が戻ってた(ずーっと
役者の枠などで押さえてあった席が
直前になって、一般に
売られることがよくある)ので
玉三郎さまを拝見しに行くことにしました。
歌舞伎座はやはりセンターの
9列目くらいまででないと。
歌舞伎座の絨毯がもはや懐かしい。
すっぽんから登場した瞬間
こちらが怯むような、すでに
この世のものではない目付き、必見でした。
どこか虚ろで、でも眼を離せない
狂気と美の狭間にいる玉三郎さま。
見逃せない表情としぐさの連続で
あっという間の一時間。
濃密でした。
梅枝の姫も清潔でいい
菊之助はいつも凛々しく
形も口跡もきれい。
義太夫三味線には、師匠を通じて
縁のあった長一郎さまも出演、長唄の
大薩摩も立派、最高かよ。
現在の役者さんだと
仁左衛門さまと
玉三郎さまが、生で見る価値が高いというか
眼前で見てうっとりできると
思っています。
あと、歌舞伎座は国立劇場よりも
感染対策をキツくやってますね。
マスクから鼻が出てる人には
スタッフが注意してるようなので
国立劇場より厳しめですね
神経質なわたくしにはぴったり。
一人で行くと撮影できないので
一瞬だけマスクを外して、スタッフに
シャッターきっていただくのですが
手袋をしてるので、デジカメなら良いけど
スマホだと請け負って貰えないようです。
DJ KAZURU
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