いとうせいこう、星野概念
「ラブという薬」拝読。
いとうせいこうさんが
実際に受診していた
担当医との対談です。
精神科への敷居を低くすることを
意図した本ですが、とくに精神科を
必要としていなくても
日常のコミュニケーションに
役立つことが書いてありました。
なにか言われたとき
「ハア?」と
反応してしまうような内容でも
まず、相手の立場にたって物を考えることで
建設的に関係をを構築できるという
ようなことですが、簡単なようで
出来てはいないものです。
ヘイトスピーチなどは
とんでもない行為だと思うわけですが、
「もしかしたら
この人のお母さんは外国人に
暴力を振るわれたことがあるのかも」
と、
想像してみることができれば
その人と対話の道も見つかるだろうと
まあ、そんな感じ。
ただ精神科もどのくらい親身な
診療をしてくれるのかは、扉を
開けてみないと分からないようなので
やはり病院選びは難しいもののようです。
DJ KAZURU
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