この多幸感なに?
っていうのが今月の
片岡仁左衛門と坂東玉三郎の
「神田祭」を観ての感想です。
仁左衛門さまの登場した瞬間
パーっと花が咲いたよう。
玉三郎の仇な色気も輝いていました。
誰も声は出せませんが
二人のいちゃいちゃに
客席もわきにわいて大盛り上がり。
型が美しく表情が豊か
最高の組み合わせでうっとりしました。
もうひとつの演目は
「土手のお六」。
二流の悪人とでもいいましょうか
チンピラ夫婦が強請を画策する
話なので、二人とも強面で出て
凄んでみせたりするところが見所。
大河ドラマでも
お歯黒で帝を演じている玉三郎
ここでは「悪いババア」のお歯黒姿。
ちょっと煙管を扱ったり
手ぬぐいをたたんでみたりという
何でもないような
仕草が、まあ
いちいち決まること。
2021年の歌舞伎座は
三部制にて幕が開きました。
四部制の時より料金も上がったので
高いような気もしますが
一階センター6列目がとれたので
じゅうぶんです。
松竹の歌舞伎は
前の一年間に金を使った人ほど先に
チケットが買える仕組みなので
私などはまず良席は手に入らないのですが
前日になると、後援会用に押さえてあった
「良席の戻り」がいくつかでるので
本当に観たいものは
殆どそうやって買っています。
本来だと和光に寄って
季節のパフェでもいただくところですが
直行直帰。
言問最中購入して
おうちでいただきました。
かわいくて美味しいお菓子です。
···
常から主の仇な気を
知っていながら
女房になってみたいの欲が出て
···
DJ KAZURU
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