二月文楽二部は
「吉田屋」と「寺子屋」。
国立劇場は梅が咲いております。
菅原伝授手習鑑にちなんで
植樹された紅白の梅。
けして悪い演目ではないのに
曲輪文章がまるで心に
刺さってこなくて
こういう日もあるのだな、という感じ。
今月は簑助さんが休演しているので
見どころのある女方遣いが見当たらない。
人形がぱっとしないし
床にもムラがあるので集中出来ません。
寺子屋はまずまずでしたが
口開けの希太夫も
若手会のクオリティだったしなあ。
玉助さんの松王丸は
大きくて良かったけど。
なんか芝居に入り込めない
時もあるものです。
この日は帯もしっくり結べなくて
羽織で隠しました。
薄羽織は夏は上着として
冬はコートの下にと年中使えます。
透けた花柄が美しいので
帯いまいちでも、気分が上がります。
通常なら美味なるスイーツでも食べて
いこうというところですが
芝居のあとに寄ることもなく
またしても直行直帰。
DJ KAZURU
Add A Comment