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2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

18644 2023年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

すべての藝能野郎ども

「文學界」2021年3月号拝読。

いとうせいこう×九龍ジョーの対談
「すべての藝能野郎ども」
に非常に刺激を受けました。

伝統芸能というと
すぐ敬遠されますが、いとうせいこう氏は
「再演されたもの」は伝統芸能なんだと
言っております。

そして
「現代の人にはわからない」と言うときの
「現代」などわずか数十年くらいのこと
なんだから、分からないままで受けとれば良い
中世の前衛はそういう風に作ってある
分からない、だから見ない
そんな短絡的なことをするな、と。

近松が書いた人形浄瑠璃の演目にしても
江戸時代にバズッてその後ずっと
残ったわけですから
革命的に面白いものだということは
決定してるんですよね。

「何か新しいわくわくできるもの」を
しょっちゅう探してる人も多いと思いますが
まず古典に接してみなよと
アドバイスしたいですね。

·····

そして同誌では
キューバ紀行で話題の若林正恭氏の
対談も掲載されています。

「キューバから日本に帰ってきたとき
人と人が仕事以外のことで
ダラダラ喋っていないことです。
仲間と意味なくつながったり
喋ったりする様子が目に入ってこない」

という発言もあり
キューバで受けた衝撃が彼に気付きを
与えたのだなあと。

若林氏は
子供の時からの親友とも
中学受験のための塾のクラス分けがきっかけで
腹の中でスペックを探りあうような
つきあい方になってしまったことを
嘆いています。

「振り返ってみると
なにかいろんなことを
細かく切って競争させられ
それで
盛り上がるようなことばかり目についた。

僕は生涯を通して
それを仕組んだ犯人を探しているような
人間なんですよ。
真犯人に、
仕組んだのはあなたですよね?
と、言いたい一心で
本も書いているのかなと」

と、言っているのですが
このように感じている日本人は
いっぱいいるでしょう。

ぜひ、彼には真犯人探しを
続けてもらいたい! 

強く思いました。

DJ KAZURU


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