映画「インザハイツ~in the heights」
鑑賞。
2010年に同ミュージカルを
日本で拝見してるのですが
コンビニで、宝くじで、停電で~
っていう内容すっかり忘れてました。
人種的に迫害され教育の機会も
逃しがちなカリブ系の移民が
合衆国の片隅で助け合って生きる
ストーリー。
故郷への想いはあるものの、結局は
合衆国のコミュニティで生きることを
選ぶ人々の話。
ドミニカ共和国、キューバ
プエルトリコ、ルーツの音楽も満載で
クラブのダンスシーンなど
大変楽しいですが
ヒロインのヴァネッサは
お顔はともかくラテン系としては
いささか貧弱なボディ。
ラストもどの登場人物も
特別なサクセスには至らず
大きな希望は持てないところが
悲しい気もしますが、
ミュージカル映画としては
良くできていると感じました。
ストーリーとは別の問題ですが
終始、ピントのあてたい人物だけに
フォーカスし、すぐ横や後ろの
背景はソフトにぼやけてるカメラなのが
本当に疲れました。
最近の映画ってこういうのが流行りなのか
わかりませんが
シンプルに映さない手法の
意味がわかりません。
小津映画とか
目に優しくて好きだなあ、と
改めて感じます。
なにせ昔の日本映画ばかり
観ているもので・・・。
DJ KAZURU
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