「三流のすすめ」
安田登 著、拝読。
能のワキ方の人なのに
過去にはゲーム攻略本や風水の本で
ヒットを出したという著者。
一流とはひとつのことの専門家
二流とはふたつのことの専門家
三流とは
「いろいろなことをする人」というのが
そもそもの意味だそうで、例えば
国家の経営ができる人は
三流の人なのだということです。
漢文に詳しい著者により
故事を使って説明されると
なるほどと思います。
そもそもひとつのことを
極めるというのは特別な才能が
求められますから、我々
凡人が目指すのは三流=あれこれやってみる
という処だというのは悪くないです。
ともかく著者のように
柔軟性のある考え方のほうが
疲れませんね。
どんなに良いことでも
一方向から徹底主張されると
ファシズムみたいで嫌ですもんね。
DJ KAZURU
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