「伊勢音頭恋寝刃」
国立劇場にて観劇。
恐ろしいほど客席スカスカだったけど
充実の歌舞伎でした。
退屈する部分がなく
初心者でも楽しめる筋でいい演目なのに
客入りが最悪なのはなぜかなあと思います。
まるる(莟玉)は可愛らしいし
梅枝はもはや貫禄すら感じるいい女だし
時蔵の万野がなにより、めちゃくちゃ
嫌な女で面白い。
刀の行方を追う話ですが、ハイライトで
刀で人をぶったぎっていく
芝居なので、刀の展示もありました。
「折紙」というのがついていて
それがこの「葵下坂」の鑑定証の役割で
セットでなければいけないようです。
刀って本当に不思議なものですね
それ自体に命を感じるような気がするから
物語生まれるのでしょう。
いわくつきの刀が登場する
芝居はけっこうあって
二階ロビーで見ることができます。
食堂の幕の内弁当は割高な印象ですが
国立劇場応援の気持ちで
食べてきました。
また
伊勢の物産コーナーも充実してたので
いっぱいお買い物を。
いつか本当のお伊勢参りがしたいものです。
DJ KAZURU
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