河野治彦さんの
「東京は夜の七時」聴きました?
聞いてない人はどうぞすぐお聴きになって。
https://www.youtube.com/watch?v=BmD_Kjw2NWw
小西康陽率いるピチカートファイヴの
作品のなかでも断トツの人気と
ポピュラリティで、みんな大好きなこの曲。
キューバのサウンドで
最高のカヴァーになっています。
生楽器から生まれるビートの心地よさ
アンサンブルのお洒落さ、まあ
とんでもない完成度の「東京は夜の七時」が
生まれたものです。
「し」が「ち」に近い発音に
寄っちゃうところがキューバ人だなあ、でも
きれいに「早くあなたに会いたい」と
歌ってくれています。
ラテンフレイバーを真っ直ぐに押し出した
情熱的なアレンジなのに、聴いているうちに
ふと涙がこぼれるような切なさを感じるのが素敵。
小西康陽いわく
《これはスゴイ! 圧倒的!
数多くの「東京は夜の七時」を聴きましたが、
これは異色にして出色!
スペイン語?サルサ・カヴァー?
知り合いのDJが喜びそう、
などと思いつつ聴いたら、
じぶんがいちばんハマりました。
いまいちばん
アナログ・7インチ化が待たれる曲。》
パーカッショニストの河野治彦氏は
キューバに何十年と住んでおり
キューバの音楽家からの信頼も厚い。
実際彼のバンドを聴けば実力は明らか、なのに
まったくと言って良いほど
知られてないのはルックスが只の
日本のおじさんだから?そんなふうにも
考えたくなるほど実力と評価が
一致していない人です(私は
イサックデルガードのインタビューなど
仕事の時コーディネーターとして
大変お世話になりました)。
しかし今回はボーカルに
美貌の女性トランペッターを起用。
ヴィジュアルも完璧です。
二の腕の内側に彫りこまれた
トランペット、彼女もまた
音楽に人生を捧げている人なのでしょう。
彼らキューバの音楽家たちのセンスが
東京を経由し世界中に広がっていくことを
願います。
DJ KAZURU
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