銘仙の本を買ったのですが
美しくてモダンなセンスに圧倒されています。
アンティーク着物といえば
根津ポニアポンの大野らふさんですが
彼女が桐生正子のコレクションから
チョイスしたようです。
彼女はこうした図案を現代の布地で再現。
復刻アンティーク着物を作っており、私も
ファンなのでいくつか持ってはいるのですが
この本にはあれもこれも復刻してー!
と、叫びたくなる図柄満載。
格子柄の上に向日葵。
凝った幾何学模様。
抽象画のようにデフォルメされた
果物柄。
こんなに夢のある彩り豊かな
着物が割りと普通にあったという
大正から昭和初期は本当にいい時代です。
軍国主義ではあったけど
庶民の文化は豊かに外国文化とも
混じりあっています。
敗戦後の日本は
アメリカのプラスチックな文化に
飲み込まれてしまいました。
DJ KAZURU
Add A Comment