音楽の販売形態の変遷を見ていきたいと思います。
これはそのまま音楽の楽しみ方や収集方法の
移り変わりそのものでもあります。
1981年、国内初CDは大瀧詠一「ロング・バケイション」でした。
私の場合、前年にこの作品はレコードで購入していましたので
CDはプレイヤーを買ってからとなりました。
日本ではここから徐々にレコードからCDへ移り変わっていきます。
キューバものでは1993年位まではレコードでした。
チャランガやイサック、パウロのファーストアルバムは
レコードでまず発売されています。
その後、キューバでもCDへと一気に変わっていきます。
2000年に世界ではダウンロードが開始されます。
そして2003年には大手のiTunesがスタート。
その頃、DJの世界ではまだレコードが主流で、
Timcubaスタート時の2000年には
CDでのDJは珍しがられていました。
2008年、定額型配信サブスクのSpotifyがスタート。
そして2012年にはダウンロードの売り上げを
サブスクが抜いていきます。
DJもすっかりCDからPCによるDJに移っていき、
音源の取得はダウンロードが主体になっていきます。
音楽の聴き方や販売形態が移り行くのは止められないので、
その中でこれからどうやって楽しんでいくのか、
次回のコラムに書いてみたいと思います。
福田カズノブ
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