
二月文楽第一部。
二人禿
御所桜掘川夜討
艶容女舞衣
の、三演目。
二人禿は短い演目ですが
床が良かった。こないだデビューしたばかりの
若い三味線さんもしっかり弾いており
成長の早さに嫉妬します。
御所桜掘川夜討は
でっかい弁慶が出てきて
一夜の契りの結果だった
実の娘を刺し殺す話です。
ホント
古典芸能には「うっかり一夜」の相手を
長々思い続けたり、その結果できた子供を
一生懸命育てたり、更には
政治上の事情からとはいえ、そこまでして
成長した我が子を手にかける話が多いですねえ。
「今ごろは半七っつあん」で
お馴染みの艶容女舞衣は、床が
好きな呂勢太夫×鶴澤清治の
組み合わせだったので
よかったです。
夫と来世こそは契り合いたいと
嘆くお園は処女妻なので
さっさと半七をみかぎって
他に縁を探せばいいようなものですが
なんせ江戸時代なので
こういう感じになるのでしょう。

全体に派手さはないものの
文楽のよさは感じられる一部でした。

人形遣いも名人が遣うと
あるわけもない
顔のシワや涙、目の奥の絶望などが
素人の私にも見えるときがあるのですが
今回は特になにも見えず・・・。
簑助さんが引退してのっぺりした
「人形」多くなってしまい
ちょっと寂しいです。
DJ KAZURU
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