文楽三部
桂川連理柵。
この数年でしょっちゅう見てる演目、
クズ男が14歳を妊娠させて心中する話です。
現実だと吐きそうだけど
文楽なら嫌いじゃない演目です。
障子ゆっくり閉めながら
お半の横に身を滑らせるとこや
朝になってかんざしさしてあげるとこ
エロかったな。
なんか細かいところで
女に気遣いできる男なんだろうな、長右衛門。
14歳の娘が気分良く同衾できるように持っていける男なんだろうと。
そのあたりがリアリティですよ。
呂勢太夫と鶴澤清治の床が
本当に充実してた。ほぼ
床を見てたくらい。
次の清介さんも
神経の行き届いた音で良かった。
この日は床の正面に座ったので堪能しました。
人形は大好きだった簑助さん引退後は、適当に見てる感じです、期待できそうな人も居ないわけじゃないのですが、あの高みに行ける人が出るかどうか。
早く繊細な女形を観たいものです。
DJ KAZURU
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