映画「はい泳げません」
拝見。
泳げない男と泳ぐことしかできない女の物語。
という触れ込みでした。
なんで人気俳優が出ている邦画など
観に行ったかというと、私も
かつて顔を水につけるのも怖かった、そして
それを克服した人間だからです。
映画の主人公は
少しづつ泳げるようになることで
苦しい過去も一緒に克服するのですが
辛い経験を、なにか
新しい技術の取得とともに
乗り越えていくってことは
あるのかもしれませんね。
物語の最後に
「50メートル泳げますか?」
と、綾瀬はるかに問われ
「はいっ」
と、長谷川博己は勢いよく応えて
泳ぎだしていく。
最初と違って彼は
水を怖がることもなく
ガチガチに体をこわばわせることもなく
泳ぎだす。
我が子を水の事故で亡くす、という
これまで向き合えなかった辛すぎる過去と
紆余曲折をへて
しっかり向きえたこともあり実に
爽快に見える。
長谷川博己は試行錯誤中の
泳ぎの演技もうまくて
お腹が落ち、膝が曲がりすぎの
いわゆる「ダメな見本」をばっちり
体現してました。
本当の彼は泳ぎが上手いそうですが
さすが俳優ですね。
ところで今の私は、映画の中の
長谷川博己と
比べ物にならないほど泳げてるのです。
5年前ひとつも泳げなかった私は
今、毎日1キロ泳いでいます。
途中休憩することもなく
さーっと泳いでます。
人は変われるってことですね
己で変わりたいと思えれば、だけど。
DJ KAZURU
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