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2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

18644 2023年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

吉原芸者と幇間

美しいキモノの2022秋号にて
森田曠平の「老妓」が取り上げられていまして
その酸いも甘いもくぐり抜けてきた
迫力の表情をした
吉原芸者の絵を観たい!と
思ったのでした。

三十年前に国立劇場の廊下に
飾られることになったというこの作品
しょっちゅう通っているわたくしの記憶にはなく
岩下尚史氏によると
「今は藏のなか」ということでした。
インスタグラムのやりとりで判明したのですが
こうした疑問をものをよくご存知の方に
教えていただけるのですから
SNSもバカにしたものではないと
つくづく感じます。

さて、この絵のモデルである
吉原のせい子。

銀座の東哉の主人が幇間の玉介を
間に立てて、料亭金村に呼び出された岩下氏の
お座敷にいたそうですが、そのやり取りの
洒脱なこと!
着物雑誌でこんな面白い花柳界の話が読めるとは
嬉しいことです。

芸者というとまずは踊っている姿が
我々には思い浮かぶものですが
本来三味線の弾き唄いで囃すのが
東都花街の型であったとか。

明治の末に新橋で京都スタイルを真似て
舞を出したら三井系の財界人にウケて
定着したそうですが、吉原だけは
花街宗家のスタイルを守り続けたということです。

そういえば
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の
舞台で吉原から横浜にながれてきた
芸者役の玉三郎も、三味線は弾いてましたが
踊るシーンはなかったような気がします。

毎回伝統芸能や花柳界の
裏話が読める連載「東都風流」
ありがたいですね。

その流れで
桜川忠七の本も再読しましたが
吉原の地図にちゃんと金村もありました。

今は桜なべ中江別館金村、として
一棟貸し切りの営業をされているとか
いちど行ってみたいものです。

DJ KAZURU


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