
文楽第三部、袖萩。
とにかく織太夫×藤蔵の圧が強くて
そこの段はほぼ床を見てました、ので
気づいたら白旗に血の字が書かれてた感じ。
音の一つ一つに
ああまで芯を込められるのすごいと思うし
音楽っていうのは
ポツポツ弾いてるだけじゃ
ちっとも面白くならないのだよと感じる。
どんな微細なフレーズにも意味を持たせて
弾くことの大切さ。藤蔵さんには
くっきりしたイメージがあるのだろうな。
続く呂勢太夫×清治も良かったので
ちょいちょい人形の大事な場面見逃したわ。
勘彌さん病欠の代理は
簑二郎さんだったので自分的には
まあいい感じですが
引退した簑助さんの人形遣いまた
見たい気持ちになっちゃいますね、どうしても。
袖萩は勘十郎さんが派手に決めてて
さすがでした。
お君の勘次郎さんもよかった。
玉助さん玉男さんの威厳ある
大きな遣いかたも舞台の支配力が
見えるというかさすが。
あと小住太夫貫禄ついてて
一段登った感じですね。
あまりに集中しすぎたせいか
袖萩自害で体力が失われて
最後の道行観ないで帰ってきちゃった。
文楽行くと5時過ぎから始まって
8時半過ぎに終わるのに
休憩時間が20分ということが多いので
食事を取り損ないます。
食堂でゆっくり食事できる
休憩時間の長さにできないものか・・・。
DJ KAZURU
Add A Comment