コラボ忠臣蔵。
落語二本、太神楽
そして歌舞伎の盛りだくさん興行。
訳あって前半の春風亭小朝の
落語と太神楽だけ
都合3回見ました。
歌舞伎は一回だけ。
幕間にはくろごちゃんも登場。
落語って
毎回マクラは変わると思ってたんですけど
けっこうかぶってて
「滝沢カレンさんの結婚がショックで」
は3回
「大原麗子のスキャンダルには
何も質問させない女優力」
は2回
「浴衣でバナナ食べてもいい男は
温泉客に見えない」
は2回
「金馬師匠は死ぬ前日に
ケンタッキー山盛り食べて
最後までトリにこだわった」
は3回聞いたので
さすがにピクリともしなくなりましたが
どの話も最初の一回は
笑い声が出るくらい面白いんですよね。
太神楽は翁屋で2回
鏡味仙志郎、仙成で一回見ましたが
これは何度見ても感心するし
土瓶回しなんかスリリングで肝を冷やします。
肉体の芸ってすごいもんですね。
太神楽はジャグリングのようなものですが
江戸時代からある、種も仕掛けもない
人間の身体性だけで見せる芸なので
純粋に惹きつけられます。
さて、本編の
歌舞伎、忠臣蔵は五段目と六段目。
芝翫の早野勘平の
「色にふけったばっかりに」は
この数年続く不倫報道を思い起こさせ
笑えませんが、歌六の斧定九郎
おかるの笑也、母親の梅花、萬次郎の
女将と
いい感じでした。
千崎弥五郎をやった
歌昇ってとても好きなんです。
今後も見守っていきたい役者さん。
六段目は長一郎様の三味線を
御簾越しながら聴けました。
歌舞伎座では團十郎襲名で盛り上がってますが
国立劇場に通うのも、あと一年無いかと思うと
大事に芝居を見たいなと思いますね。
DJ KAZURU
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