第6位は、Chispa y Los Complices
「Tanto Tienes,Tanto Vales」
Chispaのオリジナル・アルバムとしては
6作目。
1990年代後半に結成、
2001年に出したデビューアルバムが
素晴らしい内容で、
一躍脚光を浴びたバンドです。
リーダーはTumbao Habanaと
同じくベーシスト。
多くのバンドが消えていく中
一貫した音作りで今に至っています。
今作の中では、Alain Perez、El Noroと
自らのバンドを持つスター・ボーカルを
フューチャーした曲「Poncha Timba DJ」
が出色の出来。
ティンバが最も勢いのあった頃の
サウンドがよみがえっています。
Chispaの健在ぶりを現わした作品。
2022年は大御所のリリースは
キューバのコロナから続く経済困窮で
少なかったのですが、中堅老舗バンドの
リリース内容が良かったので
まだまだこれからという明るい兆しを
感じました。
(福田カズノブ 2023.1.18)
Add A Comment