「いらねえけどありがとう
いつも何かに追われ、誰かのために
へとへとの私たちが救われる技術」
村井理子 著、拝読。
すっかり村井理子のファンで
新刊が出れば手に取ってしまいますが
彼女の段取りを重ねて自分の時間を
捻出する習性、なんとなく
分かります。
私も効率的に家事をしたい人なんだけど
それは
できるだけ無駄なく短時間で終わらせて
自分の好きなことをしたいからなんだよね。
ま、私は大型犬も双子男児も
いないので相当楽ですが。
食事は家族に好評だったものを
ローテーションして、いつも
同じメニューでいいのだ、とか
はーなるほどねえと思いました。
なんてことないことばかりが
書いてあるようですが、これを
乗り越えられず辛い毎日になっている
妻や母は多いのかも。
ところで
この中に
親はいきなり容姿を腐す、と
いう項があり
思わずハッとしたのだけれど
私の母親にも
まさにそれが当てはまるのです。
どうもこれは欧米では周知されていることで
アジア系の女性は、なぜか
会えば子供の顔について
ディスるということが有名コメディアンの
ジョークにもなっているそう。
日本以外の国では
あっていきなり容姿に言及することは
タブーに近いのに、ということです。
正直これを読んで
あー、日本の若くはない女性たちに
共通する「子供の容姿ディスり」だったのかと
気が楽になりましたが
しかし、日本の女性はどんな呪いにかかって
自分の子供の見た目を会うなりけなすという
習慣を身に着けてしまったのだろう。
恐ろしいことに本人たちは
それが失礼だとかマナー違反だと
思っていないのだよね、むしろ
親切心で言ってやったんだという感じ。
面倒なので考えないことにするが
いやはや。
DJ KAZURU
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