「はやく一人になりたい!」
村井理子 著、拝読。
双子男子を抱え
家事に追われつつ翻訳や執筆業を
頑張る村井理子の琵琶湖付近での
暮らしで感じたことなどの雑記。
前作でも
「朝九時までに夕飯の下ごしらえ含め
すべての家事を終わらせて
自分の時間を確保したい」
と書いており、実践しているわけですが
これ私も一緒です。
彼女の「ダンドリくん」的な
生活のルールは本当によくわかる。
家事や子供の世話なんて
効率よくやらなければ
永遠に終わらないでしょう。
以前、夕食のメニューは
子供が喜んで食べる
5つのメニューをローテーション
と、書いてあったけど
それでいいのかもですね。
村井理子は心臓手術を経験しているので
病や死についても、遠い話ではなく
真っ当な距離感でいるところも良い。
元気で、気配り上手
コミュニケーション能力の高い
ずっと付き合っていくと思っていた
ママ友が
昨年、あっという間に死んでしまった
話はこの中でも印象的で
非常につらいけれど
そういうことがあるのが人生だと
彼女は知っているのですよね。
40歳を迎えても
死は遠いことだなんて思ってる人は
おかしいのでね。
残された時間は多いわけではないのです。
あの人素敵だな、と思ったら
惜しみなく仲良くなってみる。
愛情をしっかり伝えて、心を
充足させていくことが
一番効率の良い人生なのだと思えます。
DJ KAZURU
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