ワインの師匠とデート。
本八幡のワインとチーズの専門店ブッキーヨへ。
ブルゴーニュを選択。
二人だとどちらもあまり食べないので
チーズつまみに話すのは
ちょうどいい感じ。
失礼ながら
本八幡にこんないい店が
あったとはびっくりです。
マトモな値付けの
マトモなブルゴーニュ出会えて嬉しい。
バリエーション豊かな
チーズを食べ比べる16種類チーズの
フルコースを突っつきながら
フランソワ・ゲのボーヌをいただきました。
一応温かい料理も食べたけど。
疫病もあって
あまり会わない時間がありましたが
お互いここ30年付き合っているので
とても心地よいです。
彼の導きでワインについて
学びました。
なので、大概のいいものは飲んでます。
そしてバカバカしい
名ばかりのワインに
目もくれないことを覚えました。
いま
良いワインを飲むとなると
桁違いの資金が必要なのですが
我々ははるか昔に
飲むべきものは呑んだのです。
いい青春だったな。
いや冗談じゃなくて
そう思うのです。
こうして飲んだあと
エチケットを剥がす師匠を
見守るのも30年やってきたのか!
おいしゅうございました。
師匠のコメントがFacebookに
出てたので勝手に載せちゃいます。
これを読めばどんなワイン
だったか想像ができるでしょう。
以下まるっと引用。
・・・
3月5日のワイン
ボーヌ プルミエクリュ
「クロ・デ・ペリエール」2013年
フランソワ・ゲ
本八幡、バル・ブッキーヨにて
12600円
ブッキーヨは狭い店ですが
ワールドワイドな
ワイン揃えは数も多く、リストは
タブレットに入っています。
ブルゴーニュはニュイはマニャン、
ボーヌはシャンタル・レスキュールや
ルー・デュモンなどどれも自然派。
価格もだいたいが12000円前後と
良く練られたものでした。
ブルゴーニュに決め、
何にしようか迷いましたが
フランソワ・ゲの
ボーヌ・プルミエクリュにしました。
調べるとクリマの
「レ・ペリエール」は
小さな畑で他にはモンティーユ、
パカレなどが造っているようで
良質の土地と思われます。
フランソワ・ゲは
ショレ=レ=ボーヌを代表する造り手。
フランソワ氏は
この地で七代続く伝統的な造り手。
夫人と子息のパスカル氏の
三人での家族経営。
地下のセラーには
バッグヴィンテージがストックされ、
飲み頃になってから出荷する
姿勢を貫いているとのこと。
2013年は普通のヴィンテージでしたので、
充分飲み頃であると予想されます。
実際、茶系の透明な色合いから
熟成を感じさせる。
香りも穏やかで、果実よりは木の香り、
複雑な熟成香が芳しい。
しみじみとした味わい。
樽の風味が感じられ、
タンニンが静かに響きつつ、
こなれた果実の旨味がアフターに感じられる。
フランソワ・ゲはどのワインを飲んでも
どちらかというと
内向的で自己顕示欲のないもの。
偉大さはないものの
堅実な職人芸を感じさせる。
それだけに
今回のような良心的な価格で
いつまでも楽しめることを願うばかりです。
・・・
DJ KAZURU
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