東京駅
ステーションギャラリーで開催中の
「大阪の日本画」展へ。
初めて見るものばかりで
新鮮でした。
大阪出身者というよりは
画家として大阪で活躍した人たちが
集められたかっこうです。
見たことない作家ばかりと
思っていたけど家にあった
谷崎の盲目物語の口絵が
北野恒富の「茶々殿」だった、
盲目物語
これは
後期に展示されるようです。
「いとさん、こいさん」
というタイトルの北野恒富
二曲一双の屏風絵も印象的。
アザミ柄の黒い着物が姉で
白い着物が妹の様子がとても素敵だった。
なんて美しいんだろう。
姉のかんざしがまた細かい仕事を思わせる繊細さ。
この着物誰か復刻してほしい。
東京会場では
撮影が禁止で残念。
上の女の子をいとさん
下の女の子をこいさん、と
船場言葉で呼ぶことは知ってるのですが
小いとさん、が転じて
こいさんになったの初めて知りました。
山口草平「人形の楽屋」は
文楽人形が出番を待っている
仄暗い楽屋の風景。
主役級の人形だけでなく
ツメ人形のコミカルな表情もよく出てる。
暗い楽屋で
ぼおっと浮かび上がる人形の様子に
惹きつけられる一枚。
他に舟遊びの場を描いた
木谷千種の
「浄瑠璃船」が気に入りました。
気に入った絵はすべて
ハガキになってなくて残念。
後期も行こうかしら。
東京駅の天井
まるでプリンアラモード。
DJ KAZURU
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