三越と松竹所蔵の
歌舞伎衣装展@日本橋三越。
助六
白浪五人男
藤娘…
無料であれこれ見れて
嬉しい企画。
歌舞伎衣装はもちろん
面白く拝見したのですが
同時にやっていた
三越の大正期のポスター
パンフレットの展示が非常に
見ごたえ有りました。
今日は帝劇明日は三越
などの、キャッチコピーも広がり
隆盛を誇った三越です。
岡田三郎助や
杉浦非水を起用した
ポスターアートなど
デザインの見地から見ても楽しめます。
なかでも気になったのは
明治天皇崩御の時期にあたった
ポスター。
哀悼の意を示す喪章、黒いリボンを
付けているものの、指輪や日傘など
非常にお洒落にしています。
どんなときでも
攻めのスタイル。
さすがファッションを
牽引してきた百貨店です。
当時の社会情勢が
年表になっていたので、勉強になりました。
すごく親切な展示。
自分はやはり明治後期よりも
大正時代に入ってきた
外国文化の影響が大きくなってきた
頃からの、着物が好きですので
大正期のポスターはグッと来ました。
バッグ
日傘
手袋など
小物類がお洒落!
髪型も束髪と呼ばれた
モダンなものに移行しますし
着物は着ていても洋風な香りが
感じられます。
現代のポスターは技術的には
進化してるのだろうけど
しみじみ美しいものが減りましたね。
昭和10年のポスターと
同じ場所で自撮り。
私は顔がつくづく昔風。
DJ KAZURU
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